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29. ページ30
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「お疲れ様ですお先失礼します。」
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はぁ。
とっても疲れた。
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亮平『お、A、帰るの？』
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エレベーター前で呼び止められる。
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「あ、はい。明日も頑張ります…。」
亮平『ちゃんと休むんだよ〜笑。』
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にこにこしてる。
誰のせいだと思ってんのよ。
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亮平『そんな睨むなよー。』
「睨んでません…。」
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無意識に睨んでた。
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亮平『個人的に由香里にはなる必要ないと思うし、明日は優しく教えるの日にしましょうかね？』
「いや全然大丈夫です。もう慣れました。由香里さんになりますので！お疲れ様でした。」
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あーあ、強がって捨て台詞を…。
去り際に見た先輩の顔めちゃくちゃにやけてた…。
明日はもっと厳しくなりそう。
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「はーあ。」
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〜♪〜♪〜♪
スマートフォンのバイブ音。
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蓮からの電話だ。
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作者名：り | 作成日時：2020年8月27日 21時
