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翔太『明日仕事だよね？これ食べたら寝ないとね。』
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いまわたしの手元にはあったかいおかゆ。
さっき翔太さんが作ってくれた。
おいしいから意外と料理もできるみたい。
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翔太『熱じゃないのにおかゆってなんか変だったねごめん笑。
なんか昔の感じで作っちゃったわ。』
「あ、昔も誰かに作ったことあるんだ。どおりで美味しいわけだ。妹とか？」
翔太『あ、うんそうそうそうそう。』
「そっか。翔太さんってお兄ちゃんなんだね。」
翔太『うん。だから、Aも頼っていいんだよ。』
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えっへんと言いながら自分の胸をポンポンとしている。
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「居候の身で何をいってるの…笑。」
翔太『ん？』
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わがとらしく首を傾げている。
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「まぁ倒れても助けてくれる人がいてくれて感謝だね。ありがとう翔太さん。」
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にまーっとしてる。
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「じゃあそろそろ寝ようかな。」
翔太『うん。おやすみA。』
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そういえば翔太さんにお部屋を用意したことを思い出す。
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「翔太さん、リビングの隣の部屋片したからそこ自由に使っていいよ。」
翔太『え、本当に？』
「うん。元々使ってなくて、もったいないなって思ってたから。」
翔太『めっちゃ嬉しいありがとう！』
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無意識だろうけど顔がめちゃくちゃ近い。
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「うん。おやすみなさい。」
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あまりに近くてわたしは布団の中に潜った。
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翔太『うん！おやすみ！』
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そう言って立ち上がった翔太さんからふんわりさっき夢の中でしたお菓子の心地良い香りがした気がした。
急いで布団から顔を出したけどもう翔太さんは部屋から出ていっていた。
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「気のせいか…。お菓子の香りは苦手だもんね。」
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作者名：り | 作成日時：2020年8月27日 21時
