a piece of cake. Ⅰ (ページ18)

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17. ページ18

Ren side.

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昔みたいにはしゃいだからか

または肌荒れ防止なのか

ささっとスキンケアしてソファですやすや眠る翔太。

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『ねぇ、なんかさ普通だったら、知らない男が家にいたら通報するでしょ？』

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隣のAがちょこんと小さく体育座りしながら言う。

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蓮「うん…まぁね。」

『でもねなんかそこまでしなかったのがすごく不思議だったの自分でも。』

蓮「うん。」

『でもね、分かった。わんちゃんみたいだからだ。』

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発見したぞ！いうようなニコニコした顔でこっちを見る。

そうだろうなと思ってたよA。

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『でも正直、婚姻届はちょっとだけ怖かった…。』

蓮「たしかに。俺も怖かった笑。」

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怖すぎるよね。

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『でもさ、翔太さんはここでずっと暮らすのかな。もともとどこでなにしてる人なんだろう。』

蓮「たしかに。聞けばよかったね。」

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初対面設定だからね。

知らないことにするね、翔太。

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『蓮、わたしが翔太さんと一緒に住むの不安？』

蓮「まぁね。でもうちに住ませるのは多分無理じゃん？」

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さっき提案したらばっさり

翔太『絶対嫌だねなんでこんなやつと暮らさないといけないんだ。』

とか言ってた。

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『うーん。どうしたらいいんだろうね。』

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眉間にシワを寄せてかの有名な彫刻とと同じポーズをして悩むA。

そして

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『おーい君はどこから来たのー？』

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すやすや眠る翔太に呼びかける。

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翔太『A…ごめんね…。』

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『え？』

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蓮「悪気はあるみたいだね…笑。」

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俺は意地悪だね。