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"松野さんもっと飲みなよ〜！"
いつもお酒は控えてるんだけど、今日はどうしても断れなくて上手く切り抜けていた会社の飲み会に参加することになってしまった。
タバコ臭いしお酒臭いしみんな何言ってるかわかんないしこれって何が楽しいの。
私だってまあまあ飲まされてるから既に訳わかんないから人のこと言えないけど。
「ちょっとすみません！」
はあ、やっとトイレ来れた。何でみんなエンドレスで飲んでられるの？営業の人って凄いんだな。私はもう無理そうだし適当な理由付けてさっさと帰ろう。
そう思い立ってトイレから出た先には知らない男の人。
隣の部署の人だっけ。見た事あるような、ないような。
「3課の松野さんじゃ〜ん！何してんの！俺と一緒に抜けない？」
…まあいっか、帰れるなら。
そう思ってついて行こうとした時、またあの人が現れた。
「何してんの。君はこっち。」
「はぁ？中島のツレかよ。やってらんねー。」
...この人何言ってるの？
ていうか、手、握られてるんですけど。
ちょっと待って、でも、どうしてここに？
「ほんっとに彼氏にしか興味なかったんだ。俺一応1課の人間なんだけど。」
1課の…あ、
「取引先の女の人メロメロにしてるって噂の、」
思わず自分の口を手で塞いだ。
仮にも酔っ払いのよくわからない人から助けてもらってタクシーにまで乗せてもらってるのに酷いかな、みたいな。
「でも、二度と会うことないって言ってたじゃないですか！」
「松野さんがあまりにも俺に興味なさそうだから言っただけ。」
取引先の女性をメロメロにしてると噂の中島さんは、
本当は結構意地悪らしい。
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ゆい(プロフ) - 面白かったです！途中腕を組んでたのはそうゆう関係の人だったんでしょうか？いつから気になってたのか中島さん目線も知りたいです(๑>◡<๑) (2022年8月17日 4時) (
レス) @page22 id: 69bd512447 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りる | 作成日時：2022年5月15日 14時
