2話 ページ5
私の家から大学まで徒歩10分。
最悪７時に起きれば間に合うが、準備あるでしょといって早めに起こされた。
おかげさまで朝日も気持ちいいし、涼しい。
本っ当に優雅な朝に惚れ惚れしてしまう。
大学2年生夏、遊びたい時期真っ盛りではあるのだが、
何故かイレギュラーに私は短期バイトを申し込んでしまった。
しかし、時給1100円という夢のような話にのると、
こんなに朝早く起きなければならないという見返りがあるようだ。
図書館のお手伝いだから、
そこも楽そうに思えてしまったのである。
このバイトの話は大学側からの案内が来てて、
それに応募したのが、私ともう1人、松村くん。
彼もまた高時給に釣られてきた……
かと思えば本が好きらしい。
それと、その図書館は昔からの馴染みなんだとか。
先日図書館の方との顔合わせも済ませ、
松村くんとも適度に話せなければ、とLINEを交換した。
彼とは大学1年の頃から面識はあったものの、
身の上話をする程でもなく、
お互い連絡先を知らないでいたから、
新鮮で毎日一応会話を交わすこともあったりして。
学内であえば会釈するくらいの仲になって今日、夏休み初日に至る。
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YUUKI(プロフ) - お話が終盤に向かっていくに連れて涙腺がゆるゆるになって最終的にガチ泣きしました。凄く切なくて、めちゃくちゃ面白かったです!! (8月3日 0時) (
レス) @page39 id: 856434f156 (このIDを非表示/違反報告)
momo(プロフ) - ずっとずっとお話の更新も楽しみで、大好きなんですけど、切なすぎて寂しいけれど、北斗の台詞が題名に繋がるところ、本当に素敵すぎます！ 兎に角好きでしかないですっ！ (7月5日 17時) (レス) @page36 id: 7c710f6426 (このIDを非表示/違反報告)
まゆみん(プロフ) - 切なすぎます……… (6月22日 12時) (レス) @page28 id: ff33edc1a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ﾅﾅ | 作成日時：2023年5月27日 14時
