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「おもしろい、、、?」
『話してて面白いよかなり』
松村くんの手が止まったのか、本を探す音が消えた。
なにか悪いことを言った…?という心配は他所にまぁそれはそれで…みたいなことをブツブツ言い始める。
『松村くん?』
「面白くて何よりです」
『あれ、すごい褒め言葉なんだけどな』
「…光栄です」
その一言の後、またすぐに音が再開した。
本を探し始めたらしい。
暫く続いた通話の中で、私が携帯の近くを離れる度
もう切る？という彼が中々不思議だった。
実家暮らしの彼は1人で寂しいなんてことないだろうに。
本を探し終えて通話時間が1時間がたった頃、お母さんだろうか、
松村くんを呼ぶ声がしてそろそろ切る事にした。
ちゃんと戸締りした？風邪ひいたら明後日ないからね、と散々言って松村くんは通話を切った。
やっぱり通話が切れると寂しい。
もしかして松村くん、私が寂しいって言ったから…
『なわけないな』
と、ありもしない妄想は忘れて夜ご飯にすることに。
一人暮らしをして身についたことの一つ、自炊。
悲しい花嫁修業みたいな、そんな感じ。
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YUUKI(プロフ) - お話が終盤に向かっていくに連れて涙腺がゆるゆるになって最終的にガチ泣きしました。凄く切なくて、めちゃくちゃ面白かったです!! (8月3日 0時) (
レス) @page39 id: 856434f156 (このIDを非表示/違反報告)
momo(プロフ) - ずっとずっとお話の更新も楽しみで、大好きなんですけど、切なすぎて寂しいけれど、北斗の台詞が題名に繋がるところ、本当に素敵すぎます！ 兎に角好きでしかないですっ！ (7月5日 17時) (レス) @page36 id: 7c710f6426 (このIDを非表示/違反報告)
まゆみん(プロフ) - 切なすぎます……… (6月22日 12時) (レス) @page28 id: ff33edc1a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ﾅﾅ | 作成日時：2023年5月27日 14時
