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キッチンに向かうと味噌汁のいい香りがする。
グーッとお腹が鳴り慌てて押さえる。
雄登に聞かれたらまた馬鹿にされちゃうもんね。
『おはよう。哲也さんは？』
お味噌汁をすすろうとした雄登は、お椀とはしを置き私の方を見る。
うわっ、制服姿も嫌味なくらいに格好いいし。
那「おはよう。親父はもう仕事に行ったよ。今日は遅くなるって。
それより早くご飯食べてくれない？片付け終わらないから」
片付けてくれるの！？
いやいや、朝食まで作ってもらったのにそこまでお世話になれないよ。
『私がやるから大丈夫だよ』
ちらりと時計を見た後、私の頭から爪先まで見る雄登。
那「ここから学校まで歩いて30分はかかるよ。
早くしないと遅刻するけど」
『ええー！15分じゃないの！？』
昨夜、哲也さんはそう言ってたのに。
那「自転車で15分。Aは自転車ないじゃん」
なんですと！
私は席につき、慌てて朝食を食べ始めた。
那「ぶっ。よしって言われた時の犬みたい」
私は食べるのは止めず、目だけ上げ睨んでやった。
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みく(プロフ) - オリフラ外さなくていいんですか? (2018年9月8日 7時) (
レス) id: 5382e69d92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：莉瑠菜 | 作成日時：2018年9月6日 19時
