4人の食事会 はるside 1 ページ9
(作者より)
この章は、別作品『聴きたい、感じたい。No.1』4人の食事会 の裏側の作品になります。
4人の食事会 0 (http://uranai.nosv.org/u.php/novel/riru09191/?p=%CD%FC%CE%DC&&ans=40)から読んでください。
4人の食事会 8 (http://uranai.nosv.org/u.php/novel/riru09191/?p=%CD%FC%CE%DC&&ans=48)の中盤部分から、分かれた話です。
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西川遥輝 side
初めてお酒を飲んだ(間違えて飲んだ？)、梨瑠ちゃん。
酔ってしまった梨瑠ちゃんを外の風にあてようと連れて行った、雄也。
部屋に残ったのは、俺と結衣さん。
なかなか会えない人なのはわかってる。だからこそ、今日、きちんと告白したい。
遥輝：結衣さん、あなたに聞いてほしい話があります。
結衣：私に…ですか？どのような事でしょう？
遥輝：俺が結衣さんを初めて見たのは、2週間前、うちの広報が撮った写真です。その時、俺は貴女に、一目惚れしました。
その日のインタビューは、貴女を意識して話しました。
結衣：…えっ？！
遥輝：写真を頼りに、貴女の事を探そうと考えました。札幌の人なら、偶然でも会えないかな…って。
ヒーローの後に、貴女が、雄也の彼女の、お姉さんだと知って。驚くと同時に、これは運命か？と思いました。
ハイタッチした時、実物の貴女に、恋をしました。
どうしても貴女の事が知りたかった。貴女と話がしたかった。だから雄也に頼み、今日のこの場を作ってもらいました。
その日に、満塁ホームランを打って。これ、貴女に差し上げます。
結衣さんにホームランボールを渡す。今日の日付と僕のサインと『結衣さんへ』と書いたものを。
遥輝：貴女が試合を見に来てくれている、そう思っただけで、絶対に活躍するんだ！って思います。こんな気持ち、初めてです。
俺、西川遥輝は、奈良崎結衣さん、貴女が好きです。
俺の事、好きになってください。お付き合いをしてください。
今の俺の想いを伝えた。そして、結衣さんの返事が待ち遠しかった。
どうか俺の想い、届いて！
結衣：遥輝さん。私は貴方に憧れています。
最初に貴方を見たのは、大学1年の初日。本屋で見た、ルーキー6人で写った写真の、その中の1人でした。同じ学年なのに、勝負の世界にいる、凄い人だなって。
球場には行けなくても、貴方と雄也さんを応援しようと、決めました。
それから7年。このようにお話ができるなんて夢のようです。夢なら覚めないで、と思います。
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梨瑠（Riru）(プロフ) - ピノさん» コメントありがとうございます。谷口選手側のお話も読んでいただけて嬉しいです。なるべく早く続きを書けるようにがんばりますので、これからもよろしくお願いします。 (2019年7月12日 15時) (
レス) id: 4be05b52fd (このIDを非表示/違反報告)
ピノ(プロフ) - めっちゃ楽しんで読ませて貰ってます！谷口雄也側のはもう最後まで読ませて貰いました。次の更新が楽しみです！ (2019年7月12日 9時) (レス) id: 465b1bba0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梨瑠(Riru) | 作成日時：2018年1月24日 17時
