Shout The Love 49 ページ1
「マジでか！？」
Aの言葉を聞いた瞬間、声を上げちまった。
俺、もう1人の親になるんだよな？！
確かに2人目は欲しかったが、一瞬ビビった。
「ダメだった？」
「んなわけあるか。」
そう言いながら、エコー画像を見る。
俺はナオのこの時を画像で見てはいない。
でも改めて見ると『どれだけちっせえんだ』、と思った。
「浮気じゃなくてホッとしたわクソ。」
「失礼ね。誰が浮気するって？えぇ？」
「だーから『ホッとした』つってんだろ！バカか！！」
本当に浮気だったらどうしようかと思った。
まぁ離婚したとしても、地の果てまで追いかけてやる。
誰が離してやっか。
「ババアたちには言ったんかよ。」
「ううん、まだ。」
「じゃ、早速、」
俺が立ち上がってババアとジジイ、ナオを呼びに行く。
Aは『私が行く！」と言ったが、さすがに無茶はさせられねぇ。
「で、何を話していたんだい？」
「ジジイとババア、よく聞いといてくれや。」
これはどっちにせよ聞くべき話だろ。
Aとアイコンタクトを取ると、『勝己が言って。』と目で伝えられる。
「孫がもう1人増えるぞ。」
俺の声だけがした。
シーンと静まり返る。
当然、ナオは何のことが理解できてないみたいだが。
「そ、それって、！！」
ババアたちの顔が喜びの表情をうつす。
めちゃくちゃ喜んでんな。
「まま、なんのおはなし？」
ナオが首をかしげてAにきく。
「喜べナオ！！弟か妹ができるぞ！！！」
「うわぁぁっ！！やめ、やめてよぉ、ぱぱぁ！！！」
勢い余って、ナオを抱き上げたままグルグル回ってしてしまった。
ナオが脚をジタバタさせる。
あ、目にうずまきが見える。
やっべ、目を回させちまったな。
「ナオ、お兄ちゃんになるのよ。」
隣にいるAが頭上で？マークを踊らせているナオに言った。
これでやっと理解したのか、ナオの顔がパァァと明るくなる。
「ぼくおにいちゃんになるの！！おとうと？いもうと？」
「まだ先だよ。ママは元気ならどっちでもいいな。」
「私も。元気で困ることはないけど、元気すぎるのは、ねぇ・・・？」
「そ、そうだね。」
A、ナオ、ババア、ジジイが俺を見る。
「俺かよ！！」
そう俺が言った。
飯を食うときに、餃子争奪戦になったのは言うまでもない。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
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零(プロフ) - 続編がなくなっているのですがどうなっているのでしょうか？ (2020年4月25日 0時) (
レス) id: fb24472eb0 (このIDを非表示/違反報告)
夜白 - 小説の続きが無くなっているのですがどう何ででしょうか？ (2020年3月16日 15時) (レス) id: d0b9788358 (このIDを非表示/違反報告)
柊ミツバ(プロフ) - 奇跡さん» 返信が遅れてしまいすみません。番外編制作、実は考えておりまして笑笑。 (2019年10月6日 20時) (レス) id: b7e726483d (このIDを非表示/違反報告)
柊ミツバ(プロフ) - なつなつきさん» ありがとうございます！返信が遅れてしまいすみません。そう言っていただけて何よりです！ (2019年10月6日 20時) (レス) id: b7e726483d (このIDを非表示/違反報告)
奇跡 - 凄い面白かったです・・・！番外編とかもしあったら読みたいです！ (2019年6月16日 21時) (レス) id: fd2a5f5441 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊ミツバ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mitsuba0708/
作成日時：2018年11月6日 0時
