【実況者】この歌は君に向けて *Inevitable*

第77話 ページ32

打ち解けられるかな、なんて心配は一気に吹き飛んだ。既にもう打ち解けている方達だったからね……

その後はみんなでマリカや人生ゲームをやったりして楽しんだ




「で、今日は泊まるの？A」

「こんな事もあろうかと…」


そう訪ねてきたキヨにドヤ顔で着替えを見せる
前回みたいな目には合わない


「ちぇっ、また買ってやろうと思ったのによ」

「余計なお世話です！」

「え？何？前回なにあったん？」

「ま、まあ色々とあったよな、キヨくんのせいで」

「つわはすくんもちょっと喜んでただろ？！」

「よ、喜んでねぇから！！」


前回の事件(前作の第37話〜第40話参照)について話す私達三人とえ？なに？なんて首を傾げている玲さん


「え、キヨさんAに何したの？」

「ぴ、ぴーちゃん黒いオーラ出てる怖ええよ」

「つわはすさんも知ってるんでしょ？何？なにしたの？」

「い、いや、着替えが無くて着替えを買ってあげただけだって…」


威圧するぴーちゃんとそれをなだめる蓮さん
ぴーちゃんってこんな怖かったっけ


「A、何されたの？」

「えっ、あ、いや蓮さんは悪くないよ！！ただキヨが超絶短いのをタイツも無しで履かせたってだけだよ！！」

「て、てめ！！A！！言うなよ！」


ふーん、と笑顔になるぴーちゃん
冷や汗を垂らすキヨ
蓮さんはホッとした顔をしている
玲さんは今だに首を傾げている


「あ、はは」



比較的平和…？

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