【実況者】この歌は君に向けて *Inevitable*

第70話 ページ25

ヒラはどうやら忘れ物を届けてくれたらしく、それを受け取った
スケベ親父発言は絶対に許さない

ヒラが帰った後、タンスを開けた
来月に北海道に行くことになったため、服を用意するためだ

一応着替えも持って行こう
準備をするには早い気もするが、そわそわして落ち着かないのだ

キヨに、つわはすさんに会える
レトルトさんとP-Pさんはどんな人だろう
高鳴る胸を押さえつけベッドにダイブした

明日も仕事だ早く寝なきゃ







＊＊




朝、目が覚める
時計をチェック、全然余裕

テレビをつけてパンを焼く
欠伸をひとつしてパンを食べた後にお弁当を作ろうと立ち上がる

すると、スマホが鳴った
画面には『先輩』の文字


「もしもし、先輩？」

『あ、Aちゃーん！もうお弁当作っちゃってたりする？』

「まだですけど」

『会社の近くのカフェあるじゃない？そこ今日カップル割引デーなの、行かない？』

「え、マジすか」

『いいじゃーん、美男美女だよ？完璧でしょ』

「美女じゃないですけど、まあいいですよ、行きましょう」

『やったぁー！じゃ、会社でねー』


カップル割引……ねぇ
先輩と私じゃカップルに見えない気がするんだけど……

まあお弁当を作る時間を別のことに当てられるのはいい事いい事





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更新滞ってごめんなさい！

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