第69話 ヒラside ページ24
＊前回から続いてます＊
「Aー？」
返事は無い
ただ、返事の代わりにシャワーの音が聞こえてきた
お風呂場のドアをノックして名前を呼ぶが、返事は無い
まさか、倒れてるんじゃ…
罪悪感に押し潰されそうになりながらも、お風呂場のドア少し開けて中を覗いた
「ごめん、A、ごめん……」
かなりの罪悪感とちょっとのわくわくを胸に覗くと、そこには驚きの光景
Aが、倒れていた
「え、A？！」
これ徹だったらヤバかったんじゃ……なんて考えている暇はない
裸を見てしまったことより何より、Aが心配だ
なるべく見ないようにして、Aを抱きかかえ、体が冷えないようとりあえずその辺にあった部屋着っぽいものを着せてベッドへ運んだ
ちゃんと脈は動いているのでホッとした
「おきて！A！おーきて！！」
そして、今に至る
＊＊
ひとしきり説明が終わると、Aはため息をついた
「ごめん、逆上せちゃったのかも、ありがとヒラ」
「い、いや俺こそなんかごめん」
「え？なんで？」
「いやー、ほら、その…….うん」
「………あ」
やっと察してくれたのか、Aは頬を桃色に染めた
倒れていたとはいえ、裸を見てしまったのだから、罪悪感がすごい
「わ、忘れてください……私デブなんで……」
言葉に表すとどよーん、といった表現がぴったりであろう雰囲気でAは言った
デブ…？え？あれでデブだったら世界にはデブしかいなくなっちゃうよ？？
足がすらっと長くて細くて
だからといってガリガリというわけではなく、程よい肉付きで
胸も………ここまで考えてやめた
「デブじゃないって」
「お世辞はいりませんー」
「まあ俺的にはもっと貧乳の方が好きだけどー、徹的にはすごい良いんじゃないかな？徹は大っきいほうが好きだもんね」
「っ！！このスケベ親父……！！大体なんで徹くんが出てくるの？！意味わからん！！」
顔を真っ赤にして怒るAが可愛くていじめたい欲にかられるが徹にバレたら怒られそうなのでやめた
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リアキ(プロフ) - ルリさん» いえいえ、これからも指摘していただけると嬉しいです (2015年1月8日 16時) (
レス) id: 7991102a44 (このIDを非表示/違反報告)
リアキ(プロフ) - 狩穂さん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2015年1月8日 16時) (レス) id: 7991102a44 (このIDを非表示/違反報告)
ルリ(プロフ) - いえ、初コメなのに偉そうですいません！ (2015年1月8日 16時) (レス) id: 41a25fe48a (このIDを非表示/違反報告)
リアキ(プロフ) - ルリさん» 変換ミスですすみません！ご指摘ありがとうございます！ (2015年1月8日 15時) (レス) id: 7991102a44 (このIDを非表示/違反報告)
ルリ(プロフ) - いつも楽しく見させてもらってます！あの誤字なんですが計約じゃなくて、契約だと思います。更新頑張って下さいね！ (2015年1月7日 23時) (レス) id: 41a25fe48a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リアキ | 作成日時：2015年1月1日 23時
