第68話 ページ23
「……て、…きて」
聞き覚えのある声が私を呼んでいる
重い瞼を無理やりこじ開ければ、そこには見知った顔があった
「おきて！A！おーきて！！」
「……え、ヒラ？」
「この大馬鹿者っ！！！！」
ヒラは私にチョップをする
わけもわからず頭を押さえていると、ヒラが今まで見たこともないくらい怒っていた
「女の子なんだから！！なんで鍵開けてるの？！それに入浴中だよ？！最近は物騒なんだから！！入ったのが俺だからまだしも、怖い男の人に襲われちゃったらどうするの？！」
「え、え、え？？？そもそもなんでヒラがここに？」
＊ヒラside＊
Aを送った後、一人で歩いていると、ふとスマートフォンが無い事に気が付いた
どこかに落としてしまったか、と考える
……ああ、徹の家のテーブルだ
思い出した俺は来た道を引き返し、徹の家へと向かった
「徹ー？俺のスマホあるー？」
徹の家のドアを開けると、徹が玄関に立っていた
「あ！今、丁度届けようと思ってた」
「おお、グットタイミングだ！……その紙は？」
「Aちゃんの仕事のメモっぽくてさ、カバンから落ちたんだべきっと……これも届けようと」
「あ、じゃあ俺届けとくよ？」
「お〜ありがと〜！おやすみ優太」
「うん、おやすみ」
徹の家を出て、また帰り道
途中Aの家に寄りインターホンを鳴らす
ピンポーン、ピンポーン
何度押しても反応が無い
何気無くドアノブに手を掛けると、ガチャっと動いた
「え……鍵開いてる？」
玄関に入ると、どうやら靴はあるので家の中にいるようだ
玄関から何度名前を呼んでもAは出てこない
流石に不安になって、おじゃましまーすと一言言ってから家の中に入った
＊＊＊
何気にヒラくんとの絡みが一番多いですよね
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リアキ(プロフ) - ルリさん» いえいえ、これからも指摘していただけると嬉しいです (2015年1月8日 16時) (
レス) id: 7991102a44 (このIDを非表示/違反報告)
リアキ(プロフ) - 狩穂さん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2015年1月8日 16時) (レス) id: 7991102a44 (このIDを非表示/違反報告)
ルリ(プロフ) - いえ、初コメなのに偉そうですいません！ (2015年1月8日 16時) (レス) id: 41a25fe48a (このIDを非表示/違反報告)
リアキ(プロフ) - ルリさん» 変換ミスですすみません！ご指摘ありがとうございます！ (2015年1月8日 15時) (レス) id: 7991102a44 (このIDを非表示/違反報告)
ルリ(プロフ) - いつも楽しく見させてもらってます！あの誤字なんですが計約じゃなくて、契約だと思います。更新頑張って下さいね！ (2015年1月7日 23時) (レス) id: 41a25fe48a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リアキ | 作成日時：2015年1月1日 23時
