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私達は二人して、未だにくっついている。
勝己はとても固まっていて、先に我に帰った私から離れた。
顔は逆上せそうなくらい熱くて、触ったら火傷しそうだ。
それは、勝己も同じだった。
「えーと、……勝己？」
顔の前でヒラヒラと手を振ってみる。
勝己が真顔のまま、動かない。こんな表情が固まっているのをみるのは初で、余計に動揺をしてしまう。
あ、動いた。
勝己の前で振っていた手を掴まれる。
「……れろ」
「え？」
かすかに何かを喋っているのが感じられた。
しかし、それは上手く聞き取れず、「もう一回言って」と返す。
「だぁから、今あったこと今すぐ忘れろや！」
手を爆発させながら、真っ赤な顔で彼は言った。
何、この人。こんなに顔真っ赤になるところ見たの初めてなんですけど。
それに驚いて、今度は私が硬直してしまう。
思考回路は既にショート寸前だ。もしかしたらもう、ショートしているかもしれないけれど。
「おい、聞いてんのかよ」
何も言わない私に、勝己がデコピンをかます。
思いっきり指を弾かれ、後からじわじわと額に痛みがくる。
私は涙目になって、彼を見た。
「……聞いてる。てか、もともとはいつものアレしてもらうために来ただけだし」
色々あって忘れていたことを思い出して、それも口にする。
私が来た理由はそうだ。いつものアレをしてもらうために来たのだ。
決して、私は 勝己の寝込みを襲いに来たわけではない。
ましてや、事故チューなんてもっとない。
「それに、寝惚けて腰に抱きついて来たのは勝己でしょうが」
こんなに責められる意味が分からない、と顔をムスッとさせて言った。
口を尖らせて「まだまだあるよ」なんて言って、話を続けようとする。
が、勝己のあまりにも間抜けな表情を見て、言葉を失った。
「……は？」
今日、一番の間抜け面だ。
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カリン(プロフ) - 続きがめっちゃ気になるー！作者さんどうか、続きを書いてください！ (2018年12月16日 23時) (
レス) id: 5f6ae5c170 (このIDを非表示/違反報告)
琴音 - 何度もすいません 下記間違いがありまして…すいません 正しくはHermiaさんです。 名前間違いなんて…((((((((((殴 本当にすいません(三回目) (2018年8月20日 1時) (レス) id: 5ea2581f57 (このIDを非表示/違反報告)
琴音 - 幸さん本当それなです。 いやぁーかっちゃんのかっこよさ&優しさにもう心臓がもたへん/////// Herimaさん更新頑張って下さい。 (2018年8月20日 1時) (レス) id: 5ea2581f57 (このIDを非表示/違反報告)
幸 - 初コメ失礼します。いや〜、主人公は良い症状持ってるな←変わってほしい((殴 冗談はさておき、とってもかっちゃんがかわいくてしょうがないです!!これからも更新楽しみに待っています！ (2018年8月19日 22時) (レス) id: 1f72a45fdd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Hermia x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kakuumusou1/
作成日時：2018年8月15日 21時
