【UNDERTALEAU】破壊者に恋は難しい？

消えた人間 ページ7

マーダーとホラーの口調掴めてません……なので変でも許してください…by主


俺が帰ろうとしていると、マーダーに呼び止められた。

「何だ？」

「……最近、白黒のワンピースを着た人間を見なかったか？」

「は…？」

白黒のワンピース……？Aが元々着ていた服も白黒のワンピースだったか…？

「ボロボロの奴だったが…」

Aの事を言っているのか？Aのことをこいつ(マーダー)に言った方がいいのか？

「その人間がどうかしたのか？」

「…いや、まぁちょっとな」

そのあとこいつ(マーダー)は"消えた"といったように聞こえたが、さだかではない。

「そうか、じゃあ俺は帰るぞ」

「……本当に知らないのか？」

俺はマーダーがそう言うのを最後にショートカットした。ショートカットの瞬間に言われたから、なにも返せなかった。でも、それで良かったのかもしれない。


「ただいま」

返事がない。何故だ？Aは何処に行ったんだ？

「おい、A、居るのか？」

返事がない。Aに何かあったのだろうか。

「Aっ！！」

俺は思わず叫んでいた。なぜか、Aが心配になった。
けれども返事はない。

「何処にいったんだよ…！」

アンチボイドには俺がAに置いていったブランケットといつもの青い糸、ビーズクッションしかない。

「探してみるか…」


20分後、アンチボイドの隅々まで探し尽くしたが、Aは何処にも居なかった。

「何でだよっ…！」

なんで、俺はこんなに感情的になってんだ？ただの一人の人間なんかに。

違う、Aはただの人間じゃない。

でも、なんでそう思うのか俺も知らない。

この感情が何なのか、わかる日は来るのだろうか。

きっと、来る気がする。

これも確信はないが。

……………。

そんなことよりも、Aを探さなければ。

「俺が目を離したばっかりに………」

Aは何処にいるのだろうか。今、何をしているのだろうか。

「Aっ…ごめんなっ……」

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