夢、そして現実 Aran.A (ページ11)

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現実ページ11

菊池｢あーえっと〜じゃあ阿部顕嵐くんはAの隣で！いいよね？｣

長妻｢マジで！？｣

A｢は！？！？｣

って怜央と私が同時に声を出す。

菊池｢え、2人して嫌なの？わ〜顕嵐可哀想〜｣

長妻｢違う違う違う！！嬉しくてびっくりしただけだから！！！｣

A｢私もですよ！！嬉しくて…じゃないびっくりしただけです！！！｣

そんな風に2人で叫んでたら、

クラス中は笑いの渦に包まれた。

阿部顕嵐も、爆笑していた。

あ…笑った顔可愛いんだ…。

恥ずかしい気持ちを抑えつつ、少しキュン？よく分からないけどそんな気持ちになった私がいた。

菊池｢へ〜(笑)じゃあそんな嬉しそうな2人には当分顕嵐のお世話係してもらおっかな〜｣

顕嵐｢先生、お世話係は失礼じゃない？｣

菊池｢ごめんごめん(笑)ま、3人で仲良くしてあげて？｣

長妻｢やったー！！名前も顔もかっこいい顕嵐と仲良くなれるチャンスじゃーん！！｣

A｢マジでうるさい…あ、阿部くん？こいつうるさいけどよろしくね？｣

顕嵐｢顕嵐でいいから(笑)よろしく。｣

A｢お、おう…じゃあ顕嵐くんで。｣

というわけで、前にはイケメンなのに壊滅的にモテない怜央。
隣にはイケメンで絶対モテる顕嵐くん。

波乱の予感がするけど、今はこの3人で学校生活を楽しむことにした。