20話 ページ23
学秀サイド
Aと理事長室を出て、生徒会室の前に来た。
ポケットから鍵を取り出して、鍵を開ける。
学「入って」
あ「うん」
中に入り、ドアを閉めて鍵を閉める。
鍵は僕しか持ってないから、もう誰も入って来れない。
歩いていくAを引き留める。
正面からAを抱きしめる。
あ「浅野くん？」
学「やっぱり、こうしてると落ち着く」
あ「そう」
この部屋にはカメラが付けられていない。
学校の中で唯一、僕らが恋人同士になれる場所。
あ「浅野くん」
学「どうした」
あ「私もこうしてると落ち着くの」
学「そっか//」
余裕ぶってるけど、実は今すごく緊張してる。
Aと2人きりになると、僕はまだ緊張してしまう。
あ「浅野くん、ドキドキしてる？」
学「へ？」
Aが僕の胸に耳をくっつける。
あ「浅野くんの胸、ドキドキ鳴ってる」
学「うん、君の言う通りだよ」
生徒会室にある椅子。
隣同士で座る。
Aが僕の肩に頭を乗せる。
学「…//」
突然だったから、ドキッとした。
変な沈黙が流れる。
ついつい2人きりだということを意識してしまって、また緊張してくる。
すると、Aが僕の腕に抱きついて来た。
震える手を必死で押さえる。
Aが僕の手を握った。
学「…！//」
あ「浅野くん、手が冷たいわ」
学「わかる？」
あ「うん」
学「僕、Aと2人きりになると、緊張するんだ」
あ「…私もよ」
学「本当に？」
あ「うん」
Aの顔をこっちに向ける。
学「僕が何しても許してくれる？」
あ「うん、許す」
学「ありがと」
そう言い終わったのと同時くらいに、Aの唇にキスをする。
あ「んっ……///」
キスをしながら、Aを抱き寄せる。
指を絡ませる。
唇を離す。
真っ赤になったAは僕と目を合わせない。
多分、僕は君以上に赤いと思う。
学「怒らない？////」
あ「…うん///」
このことは誰も知らない。
Aと僕。
2人だけの秘密。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
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ラッキーアイテム
浅野くんのシャーペン
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
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凛璃空(プロフ) - ふわりさん» はい！ありがとうございます！ (2016年4月13日 17時) (
レス) id: 08f2e34829 (このIDを非表示/違反報告)
ふわり - 更新頑張ってくださいあと面白いです!!楽しみにしています (2015年9月12日 23時) (レス) id: c33143035e (このIDを非表示/違反報告)
凛璃空(プロフ) - これからは、できるだけ毎日 更新していこうと思います！ (2015年9月1日 16時) (レス) id: cd0e8778ea (このIDを非表示/違反報告)
凛璃空(プロフ) - モナさん» 最近、更新できなくてごめんね涙 (2015年9月1日 16時) (レス) id: cd0e8778ea (このIDを非表示/違反報告)
モナ - 更新待ってるよ〜（≧∇≦） (2015年8月14日 17時) (レス) id: 06a76f5165 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛璃空 x他1人 | 作成日時：2015年5月7日 23時
