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ポタ......ポタッ...







......寒い








手足を拘束されて冷たくて固い地面に寝転がされていることしか分からない








ゆっくりと目を開けると、少し離れたところに先程最悪の出会い方をした男達が居た









雨水が天井から漏れている規則正しい音が心地良い
此処はどこだろう。倉庫のように見えるけれど








半「おっ♡やっと起きたかァ?気分はどォ?」








先程、この人の手下のような人に思い切り殴られた腹部がジンジンと痛む
打ちつけた背中も痛い








『さいっ...あく、だよ。』








もし、この人達がマイキー達の敵なのだとしたら








半「威勢がいい女は俺のタイプだっ♡」








私もできる限り闘う
いつも守ってもらってばかりだから








とても怖いけれど








もっとたくさん殴られるかもしれない
もっと酷い目に遭うかもしれない








でも、私はこんな奴らに絶対に屈してなんかやらない








半「お前、やっぱり俺の女になれ。」








『ねえ、私の話ちゃんと聞いてた?』








『女の子1人に複数人で群がる事しか出来ない格好悪くてダサい人の彼女になんか死んでもならない!』








「テメェ!誰に向かって口利いてんだクソアマァ!!」








怒鳴りながら走ってきた男に抵抗することも許されないまま左頬を思い切り殴られた








殴られたところが酷く熱を持ち、口の中には一瞬で血の味が広がる








半「おい、顔は殴るなって言っただろぉが。」








「ハイ、すいません!」








そんな会話をぼんやりと聞きながら口の中の生暖かいドロっとした液体を地面に吐き出す








じわじわと地面が赤く染まった








半「反抗すんなら、俺らも容赦しねぇよ?」








...本気だ。この人達はどうやら本気で私を痛めつけるらしい








殴られたところが痛かったけれど、精一杯言葉を紡ぐ








『あなた達みたいな、人達に、従うくらいならっ...死んだ方が、マシ、だよ。』








私の一言で、その場の男たちの目の色と雰囲気が一気に変わった








半「...やれ。」








それを合図にその場の男全員が寝転がる事しか出来ない私の身体を罵声を浴びせながら容赦なく蹴りつける







「その身体、使いもんにならねぇ様にしてやるよ!」
「泣いてマイキー助けてって言ってみろやコラァ!」







痛い、怖い、痛い、怖い、痛い、怖い





.........助けて、千冬くん








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まろん(プロフ) - にゃあさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます...!続きを書く予定は無かったのですが、今書いている作品が書き終わってから検討したいと思います! (2021年9月20日 13時) (レス) id: c1fd68942b (このIDを非表示/違反報告)
にゃあ(プロフ) - この続きがよみたいです!!まってます!! (2021年9月20日 4時) (レス) id: 4438afae7c (このIDを非表示/違反報告)
まろん(プロフ) - 月虹さん» ありがとうございます!わわ、そんな勿体ないお言葉をいただけて光栄です...! (2021年9月15日 22時) (レス) id: c1fd68942b (このIDを非表示/違反報告)
月虹(プロフ) - 完結おめでとうございます‥!とても引き込まれるお話でした‥! (2021年9月15日 21時) (レス) id: 2f1b7d1c60 (このIDを非表示/違反報告)
まろん(プロフ) - クロスさん» コメントありがとうございます...!楽しんでいただけて何よりです!こちらこそ最後までお付き合い頂きありがとうございました! (2021年9月15日 21時) (レス) id: c1fd68942b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まろん | 作成日時:2021年9月13日 0時

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