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とある日の日曜日
急に千冬くんから電話がかかってきた






『もしもし〜 千冬くんこんにちは。』






弟の学校からの配布物に目を通しながら電話に出る
2週間後に授業参観やるんだ。私は学校があるから行けないし、お母さんに一応伝えとこう






千「Aさん、助けてください!」






呑気な私とは比べ物にならないほど切羽詰まった千冬くんの声がした







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『ここが千冬くんのお家かぁ...』






電話を切った後、急いで準備をした私は千冬くんの家の前に立っていた






千《来週からテストなんですけど、やばくて!勉強教えてくれませんか?!》






そう言われたのが大体30分程前のこと。
二つ返事で了承して筆記用具やルーズリーフを持って急いで家を出て現在に至る






千冬くんの家のインターホンを鳴らすとすぐに、すでに少し泣きそうになっている千冬くんが出迎えてくれた






千「急にすいません。頼れる人、Aさんしかいなくて...」






『いやいや、勉強くらいいくらでも教えるよ。寧ろ頼ってくれて嬉しいな。』






そう笑い掛けたら、ずるいって言って顔を真っ赤にした千冬くん






その顔を見られただけで私は今ここに居れて良かったと思ったよ





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まろん(プロフ) - 有泉実樹さん» え、嬉しいです、、、あの、ほんとに、、えぇ。本当にありがとうございます、、、 (2021年10月20日 16時) (レス) id: c1fd68942b (このIDを非表示/違反報告)
有泉実樹 - え、なんかもう…はい。美味しかったです。ご馳走様でした。ご馳走だった、、、うん、何も食べれそうにないね、。 (2021年10月20日 6時) (レス) id: 641a3c9cd6 (このIDを非表示/違反報告)
まろん(プロフ) - 斎さん» そんなコメント頂いちゃったら嬉しすぎてニヤケちゃいますって!(?)斎さんありがとうございます! (2021年9月28日 7時) (レス) id: c1fd68942b (このIDを非表示/違反報告)
- いや、もうホント……ご馳走様でした!!!Σ(`艸´*)キャー (2021年9月28日 3時) (レス) @page42 id: a82a648f73 (このIDを非表示/違反報告)
まろん(プロフ) - ぶあむさん» コメントありがとうございます!ぜひ照れ屋さん同盟組みましょう(?) (2021年9月27日 7時) (レス) id: c1fd68942b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まろん | 作成日時:2021年9月15日 20時

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