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全部、私のせいだった
大切な家族が死 んでしまったのは、私が生きているからだった
私といると、周りの人が不幸になる
マイキーたちに会えたら助けて貰えると思っていたこの辛い状況から救い出してくれると思っていた
きっと彼らは優しいから、私が助けを求めたら全力で助けてくれる
でも、私と彼らの仲が良いことを叔父さんが知ってしまったら、彼らまで消されてしまうかもしれない
.........そんなの絶対に嫌だ
だから私は、私の頬に手を添えて愛おしそうに私の事を見つめる叔父さんの事を拒絶する事ができない
この人からの“愛”を、拒絶できない
大丈夫、元の生活に戻るだけ
今この場にいる私の大切な友だちが居なくなってしまうくらいなら、迷わず私は叔父さんに着いていくことを選ぶ
たとえ一生、会えないとしても
会えなくても、自分がいないどこかでみんなが笑顔で生きていてくれるだけで、私は生きていく力を貰えるから
みんなの幸せの中に、私が居る必要は無い
自らの頬に生暖かい何かが伝ったのを感じたまさにその時、私の目の前から叔父さんが消えた
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作者名：まろん | 作成日時：2021年9月10日 0時
