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実弥の指がいろんなところに触れる。

その度に甘い声を出してしまう。実弥の背中に回していた手は爪を立てて、必死にしがみつく。


繰り返される接吻と愛撫に、彼からの愛情をたくさん感じる。邪魔だとまだ腕に通っていた浴衣の袖を脱がせると、布団の外に投げ捨てられる。

実弥も自身の寝巻きを放り投げた。



「……実弥、」

「……悪ィ、すげぇ興奮してらァ……」



言葉とともに、下腹部に実弥の手が触れる。

ピクッと反応してしまえば、「本当にいいのかィ」と問われた。そして彼はどこまでも優しく、私のことを考えてくれた。



「ここまで来るかもしんねぇぜ」

「………そ、そんなに、なんですね…」

「それ以上に興奮しちまって、激しくしてしまうかもしんねぇ」

「……実弥なら、大丈夫……」



足を抱えられ、彼の合図に思わず目を閉じる。数秒後、体の中に実弥を感じた。「動くぞ」と呟いた彼に頷けば少しずつゆっくりと腰を動かし始める。



同時に二人果てたとき、実弥は「やべぇ」と一言呟いて私を抱きあげた。彼の膝に乗るように座る私をまじまじと見る彼に自分の体を見た。


至る所にある赤い痕。実弥には一つもない。私もつけてみたい、と言ってみると実弥はいいぜと言って了承した。付け方なんてわからないけれど。


実弥の胸に唇を寄せて、チウッと思いっきり吸ってみれば、実弥が「んっ」と声を出した。私の方が赤面してしまう。あんまり思ったように痕がつかず、どうすれば綺麗に着くのか悩んでいるとあることを思いついた。



「………あの、痛かったから、ごめんなさい」

「………は?」



思いっきり歯を立てて噛み付くと実弥が声をあげた。


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そちゃ(プロフ) - コメント失礼致します。不死川さんのお話、全て読ませて頂いてます!本当にいつも素敵なお話を書いてくださり、ありがとうございます。リクエストで怖い風柱に彼女がいて周りが驚いてるシーンとか見たいです!無理なさらず、更新頑張ってください!応援しています! (2020年6月7日 7時) (レス) id: 55966089fd (このIDを非表示/違反報告)
菜一郎(プロフ) - はあ…天に召されそうだ。 (2020年6月5日 13時) (レス) id: 2c549b1da3 (このIDを非表示/違反報告)
きりまる(プロフ) - コメント失礼致します!いつも読ませて頂いております!顔のニヤケが止まりません!更新、頑張って下さい!!! (2020年5月30日 17時) (レス) id: a5f16a2551 (このIDを非表示/違反報告)
えへへ - うあー好きすぎる!甘風柱さん最高です!ご都合血鬼術、風柱さんがかかってしまうやつを読んでみたいです!いつも素敵な作品をありがとうございます! (2020年5月29日 21時) (レス) id: 29ed1ff5eb (このIDを非表示/違反報告)
smile0312(プロフ) - 続編おめでとうございます!私も補導されたいです-_-bリクエストで弟くんと不死川さんを取り合うとかその逆とか見たいです^_^! (2020年5月29日 19時) (レス) id: 604129552a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:美桜 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ririsa10713/  
作成日時:2020年5月29日 19時

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