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翌日、目を覚ませばすぐそばにAがいた。ソイツも俺が目を覚ました後すぐに目を薄らと開けて覚ます。



「ーーーおはよう」



ニヘッと笑うソイツに、「おはよォ」と言う。ふふっと笑うAに、なんだと問えば「一緒に朝迎えられましたね」と笑った。Aが欲しいと思ったきっかけがまさにこの女と朝と迎えたいと思ってしまったからだった。


宿を出る準備をしなければ、とAが布団から体を起こした。随分と肌けている浴衣から覗く赤い跡。

「お前それ、」といえば、Aはすぐにはだけだ浴衣をもとに戻して、顔を赤くする。


俺に昨夜の記憶が途中からないことと、それに何かが関係しているのか?もしかしなくとも俺は自分の惚れた女が嫌がるようなことをしてしまったのか。



「悪ィ、記憶が全くねぇ。もしもてめぇが嫌がるようなことしてしまったなら謝る」

「大丈夫です。酔った実弥見れたの新鮮だったし、ちょっと驚いちゃったけど、嫌じゃなかった……です」



それが本当に本心なのかはわからない。

「……で、やっちまったのか?」と確認を取ると、「接吻たくさんされた後に実弥が寝落ちしました」と答えてくれた。安堵した。酒の勢いとは言え、やっていいことではない。



「嫁入り前の女に悪ィことしたなァ。殴りたけりゃ殴れ」

「あ、じゃあ一発」



ペチッと頬を軽く叩かれた。

そして、「嫁入り前って言うけど、お嫁にもらってくれるのは実弥でしょ?」と上目遣いを使ってきやがる。クソォ、どれだけ俺を喜ばせりゃ気が済むんだこの女は。



「お酒の呑み過ぎはダメですよ。って言っても私が呑ませすぎちゃったのが原因ですね」



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そちゃ(プロフ) - コメント失礼致します。不死川さんのお話、全て読ませて頂いてます!本当にいつも素敵なお話を書いてくださり、ありがとうございます。リクエストで怖い風柱に彼女がいて周りが驚いてるシーンとか見たいです!無理なさらず、更新頑張ってください!応援しています! (2020年6月7日 7時) (レス) id: 55966089fd (このIDを非表示/違反報告)
菜一郎(プロフ) - はあ…天に召されそうだ。 (2020年6月5日 13時) (レス) id: 2c549b1da3 (このIDを非表示/違反報告)
きりまる(プロフ) - コメント失礼致します!いつも読ませて頂いております!顔のニヤケが止まりません!更新、頑張って下さい!!! (2020年5月30日 17時) (レス) id: a5f16a2551 (このIDを非表示/違反報告)
えへへ - うあー好きすぎる!甘風柱さん最高です!ご都合血鬼術、風柱さんがかかってしまうやつを読んでみたいです!いつも素敵な作品をありがとうございます! (2020年5月29日 21時) (レス) id: 29ed1ff5eb (このIDを非表示/違反報告)
smile0312(プロフ) - 続編おめでとうございます!私も補導されたいです-_-bリクエストで弟くんと不死川さんを取り合うとかその逆とか見たいです^_^! (2020年5月29日 19時) (レス) id: 604129552a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:美桜 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ririsa10713/  
作成日時:2020年5月29日 19時

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