俺の継子が可愛い件について【不死川実弥】

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ある日の夜。

互いに床につき、明日の予定を頭の中で立てつつ目を閉じた。そして深夜1時ごろか、正確な時間はわからねぇが、真夜中。廊下に響く足音、そして開く俺の部屋の襖。近くに置いてある日輪刀を握り、開くと同時に布団から出た。



「誰だァ！！！」

「ヒェッ？！」



Aは今頃夢の中で眠りこけているはずだ。そんな中、屋敷に不法侵入してくる輩がいる。そう勝手に思っていた俺は刀を片手に相手を問い詰めた。だが、そんなひ弱な情けない声に相手をよくよくと見る。
そこにはAがいた。


何やってんだ、とAの頭をひと殴りする。紛らわしい奴だ。てめぇいつもこの時間はぐっすり寝ているだろ。その手に持っている自分の枕を俺に投げつけてきた。



「酷いぃぃいいい！！！」

「てめぇがこんな時間に起きてるのが悪ィんだろォが！！」

「だだだだだだだって、こここここ怖い夢見たんだもん！！！」



光を灯せば、涙をいっぱい溜め込んだAの顔が映り込む。は？泣くほど怖い夢なのか？つーか、お前もう16だろ。16で怖い夢見て泣く奴がいるか。てめぇはやっぱり馬鹿だな、うん。


何も言っていないのに、Aは勝手に怒り出した。「今『お前バカだろ』って思いましたね！！」と、よくわかったじゃねぇかァ。褒めてやる。



「………ったく、怖い夢見たぐらいでここにくんじゃねぇよ」

「だってこ、怖くて一人じゃ寝れないんですもん」

「ハァ…………どんな夢見たんだァ？」




ヒック……と未だにシクシクと煩いAにそう聞けば馬鹿丸出しの夢を話し出した。



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＊ここ二日間特に残業して帰ってるわけでもないのに異常なほどに眠い。23時まで起きてられないので早めの更新で眠ります。さて、風柱どうするーー？！

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