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*
「やったーー！！！！！！！やっと帰れる！！！いやっほーーーい！！！」
「Aさんここは駅ですよ！そんな大声出したら迷惑になる！！」
「あ、ごめん」
師範に会える、師範に会える！！
喜びを通り越して踊り出す私を彼が冷めた目で見る。周りの人たちもなんだこのガキというような目を向けた。
そして、私たちの目の前にいるおばさんとユウナちゃん、そして雪夜さん。雪夜さんはまだ懲りずに求婚してくる。
「どうしてそんなに結婚したくないと？恋人とか好きな人でもいるとね？」
おばさんの心配そうな顔に、私は思った。ここでいないと、言えばまたお見合いの話を持ちかけられる。それだけは回避だ。
すみません、師範。必殺奥義を使わせてください。これならきっと認めてくれるはずだから。
「じ、実は私、つ、付き合ってる人がいるの！！！！」
「えぇっ？！Aさんそうだったんですか？！」
一番驚いているのはおばさんでもユウナちゃんでもなく炭治郎くん。俺の知ってる人ですか？と聞いてくる彼に、皆が興味深々に寄ってくる。
「私、師範と恋仲なんです！！！もうすっっっっごいラブラブで！！毎日飽きない日々ですよ！！！だから安心して、ね？！！」
「…………あら、そういうことなら早く言ってくれれば良かったじゃないの」
いや、必死についた嘘、こんなにもあっさりと受け止めてくれるなんて。
「じゃ、生きてたらまた来るね！！！！ほら、炭治郎くん早く帰るよ、師範が愛しのハニー(私)を待ってる！！」
手を振って、動揺を隠せていない炭治郎くんを引っ張って汽車へと乗り込んだ。
*
「Aさん、不死川さんと恋仲だったなんて知らなかったよ」
「あれ嘘だよ」
「えっ」
「恋人がいるって言えばおばさん諦めてくれるでしょ？適任な人いなかったからもう命の恩人でもある師範を恋人設定にしてた方が早いじゃん。ていうか匂いで気づかなかった？」
「(そんな匂い、しなかった……)」
*
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めい（元れん☆）(プロフ) - はじめまして！ここまで一気に読ませていただきました！とても幸せな気持ちです本当にありがとうございます！私もこのようにすてきな作品を残せるよう頑張ります、これからも応援しています！ (2020年10月27日 0時) (
レス) id: fb108a381a (このIDを非表示/違反報告)
koyuzuki0627(プロフ) - 夢主ちゃんも不死川さんも可愛いですね〜読みながらしWWWなずWWWWWWがわWWWさんっWWWWWWってなることが多かったです私は恋愛オチが良いです (2020年2月3日 1時) (レス) id: a9af658367 (このIDを非表示/違反報告)
ハミイ(プロフ) - 師弟オチもいいですが、私は恋愛オチの方がいいです!! この小説とても面白いので、いつも更新楽しみにしています!!応援しています!! (2019年12月25日 0時) (レス) id: 8cc530c36f (このIDを非表示/違反報告)
い ち ご ミ ル ク(プロフ) - 師弟もいいですが、やはり恋愛オチの方が私は好きです。これからも頑張ってください！ (2019年12月25日 0時) (レス) id: 49aff0a89f (このIDを非表示/違反報告)
あり - いつも楽しみに読ませて貰ってます！師弟オチでお願いします！ (2019年12月25日 0時) (レス) id: 5ec8350380 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美桜
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ririsa10713/
作成日時：2019年12月8日 18時
