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「では、ありがとうございました」
「それでは切り火を」
「あ、どうもどうも」
切り火をしてくれた彼女にありがとうと再び礼をいい、藤の花の家紋の家を出発。そして、数時間歩いたところで、鴉から司令で受けて鬼の被害が出ている街についた。
「うわぁー!あそこのお団子美味しそう〜!!行ってみよう!」
「Aさん!!任務中ですよ!!」
甘味屋さん向けて歩く私の隊服を掴んで阻止しようとする炭治郎くん。腹が減っては戦は出来ぬということわざを知らんのかね君は。真面目すぎるのもダメだよ。少しは羽を伸ばしなさい。
ーーー結局4人で寄り道しました。
そして夜、いろんな甘味屋さんで甘味巡りをしているともうあたりはすっかりと暗くなっていた。そして、4人で街を歩いていると、ある1人の女の子とすれ違う。小さな女の子だ。
「ねぇ、お嬢ちゃん。お母さんはどうしたのかな?こんなところに1人じゃ危ないよ」
「…………ママもパパも死んじゃった。……お兄ちゃんも……ユアを庇って死んじゃった……」
彼女の背中に手を回した。べとりと生暖かい何かが手にまとわりつく。それを見てみると人間の血。この子の血じゃない。
泣きじゃくる女の子を抱きかかえ、みんなと顔を合わせるとその子がやってきた小さな足跡を辿った。出血量が多かったのか、足跡は赤く染まっている。
その子が育った家の前に着くと、2人が反応した。
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紅梨 - なんか不死川さんの優しさがにじみ出てました!あと、不死川さんの継子を想像したりして読みました。すごく微笑ましい話ですよねーww (2020年3月15日 19時) (レス) id: e55b1dd1f6 (このIDを非表示/違反報告)
白夜(プロフ) - 美桜さん» 態々御返事していただきありがとうございます!採用していただき感謝感激です!!これからも更新無理しない程度に頑張ってください。応援してます。お身体にはお気をつけて! (2019年12月16日 4時) (レス) id: 6250b56f0b (このIDを非表示/違反報告)
美桜(プロフ) - 白夜さん» コメントありがとうございます!お返事遅くなってすみません。タイトルネタ採用させていただきました!これからもよろしくお願いします! (2019年12月15日 20時) (レス) id: d3adf571e3 (このIDを非表示/違反報告)
美桜(プロフ) - となさん» コメントありがとうございます。お返事遅くなってすみません。何回も読んでもらえて嬉しいです。これからも頑張ります!! (2019年12月15日 20時) (レス) id: d3adf571e3 (このIDを非表示/違反報告)
美桜(プロフ) - 結夢さん» コメントありがとうございます!お返事遅くなってすみません。指摘ありがとうございます。疲れのせいで間違えました(言い訳)これからもよろしくお願いします (2019年12月15日 20時) (レス) id: d3adf571e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:美桜 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ririsa10713/
作成日時:2019年11月23日 13時