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「僕の言う言葉に頷いてればいーの」
Aから唇を離して、背中を撫で下ろしながら腰を抱く。顔を真っ赤にしている悠仁と「私も彼氏欲しい」とボヤく野薔薇。そしてもうすでに僕たちのじゃれあいに慣れて無反応の恵。
「相変わらず独占欲強いですね」
「ほら僕って最強だからさ、独占欲も最強なわけよ」
ほら挨拶して僕の可愛い"奥さん"にと、強調して。
恵を除く悠仁と野薔薇が挨拶をする。「若いなぁ」なんて呟いているAも、まだまだ若い。歳なんて本当にとってんの？ってぐらい今も可愛いからね。
「初めまして。Aです、悟くんがいつもお世話になってます」
「はーい、Aさんに質問！先生との出会いは？」
明るい悠仁の質問に、Aと僕ははくすくすと笑って「主人と使用人」と一緒に答えた。パチクリと驚いている二人。恵は知ってるもんね。初めて連れてきた時、Aってば間違って「使用人です」なんて自己紹介していたから。
「それにしてもこの先生の奥さんって大変そう。顔面も最強だから、浮気し放題じゃない？もしされたら私に教えてくださいね。呪ってあげるから！」
「野薔薇、僕のことなんだと思ってんの？」
今にも呪いをかけてきそうなほどの圧力。
全く僕の顔に何か恨みでもあるのかな。
「僕はね、こう見えて一途なんです。Aにベタ惚れなの。Aが離れようとしたら鎖でもなんでも繋ぐつもりだから」
「ーーーだそうです」
あははと苦笑いを浮かべているAに「デートの続き〜」と言うとちょうどお昼時だし悠仁たちも一緒にと言い始めた。せっかく久々に二人きりなのに。
まあ僕はGTGだから仕方ない。
可愛い生徒たちにご飯を奢ってあげて、さっさと帰るように促そう。うん、そうしよう。
「悟くん、私フレンチ食べたい」
「おっけい。じゃ○○○ホテルのフレンチフルコース」
「普通のフレンチで」
「さあ僕についてこい」と三人の生徒たちに言って歩き出した。しっかり繋いだ手におそろいの指輪を輝かせる。
「見てよ。あんなにベタベタして。あの顔面の男がそばにいたら誰だって声かけねぇっての」
すれ違う男どもがAを見て振り返る。
彼女がその視線に気づくよりも先に僕が気づいて、不敵な笑みを浮かべて。Aの柔らかい素肌に触れた。
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沙羅(プロフ) - お疲れ様でした！完結おめでとうございます（＾ω＾）長い間読ませていただきました。番外編楽しみにしてます！甘々な展開、期待しております！ (2021年4月19日 22時) (
レス) id: f64d60a5d5 (このIDを非表示/違反報告)
踊る宝石(プロフ) - はじめまして！本当にこの作品大好きです。番外編がこれから少しあるんですかね？更新楽しみにしてます！ (2021年4月19日 1時) (レス) id: 7183f6d526 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 美桜さん初めまして、この小説は五条悟オチですか？できれば五条悟オチでお願い出来ますか？続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年4月14日 21時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
飼口(かいぐち)(プロフ) - 一人称が僕になってる…！てことは夏油はこのときにはもう…？ (2021年4月13日 21時) (レス) id: 57441fdd79 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 美波さん初めまして、この小説は五条悟オチですか？できれば五条悟でお願い出来ますか？続き頑張って下さい。応援してます。楽しみにしてます。 (2021年4月6日 18時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美桜
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ririsa10713/
作成日時：2021年4月4日 19時
