番外編�� ページ40
*
「ええーっ？！誰々？！先生の彼女？！」
結婚して家族になって6年。
久々にオフの悟くんとデートだった。
「ちょ、悠仁たちなんでここにいんの」
「釘崎の荷物持ち！」
「荷物持ちの自覚あったんだウケるね」
原宿に来て数分。
現在、高専で教師を務めている彼に、生徒らしき若い男女3人が集まってきた。あ、恵くんだと彼に手を振るう。彼は知っている。悟くんが高専生だった時に何回か会っていて交流があった。
「久しぶりだね恵くん」と声をかければ、他にいた元気な男の子と女の子が「知ってんのかよ！」と彼に絡んでいる。
そして隣の悟くんは「なんで恵のこと恵くんって呼んでんの？」と私に笑顔を向けていた。これは悟くんの悪い癖のあるスイッチが入ったと、恵くんと同様にして思った。
「恵くんじゃなくて伏黒くんって呼べって何回も言ったでしょーに」
「昔は恵くん呼び許してくれてたじゃん」
「前は津美紀も一緒だったから許してただけですー。今は悠仁と野薔薇で伏黒は二人もいないからダメですー」
相変わらずめんどくさいですねとボソリと呟いた恵くん改め伏黒くんにごめんねと苦笑いを浮かべる。そんな私と伏黒くん、悟くんをポケッとみていた悠仁と野薔薇と呼ばれる二人。
「先生、そろそろいい加減に紹介してよ。誰、その綺麗な人！」
「コホンッ。僕の、」
「彼女？」
「ちょっと虎杖。この先生に、彼女なんているわけないでしょ。ちゃらんぽらんの顔だけに」
「野薔薇酷すぎない？」
生徒に馬鹿にされている悟くん。一体学校でどんな所業をしたらこんな扱いをされるんだろうか。野薔薇ちゃんの口の悪さに伏黒くんが「この人でも恋するんだよ」とフォローを入れていた。
「ーーーっそう。この人は僕の可愛い奥さんです」
「マジ？」
「えぇー！！めちゃくちゃ綺麗」
驚きの声を上げる二人に、伏黒くんが「五条先生とAさん小さい頃からの仲らしい」と教えている。
「可愛いでしょ？」と私を激推ししてくる悟くんに、「流石に可愛いって年齢じゃ、」と否定するけれど彼は引かない。
「何？僕の言うこと間違ってるって言いたいの？」
「………ちが」
「はい、お仕置きターイム」
生徒たちの前で熱いキス。
伏黒くんは慣れているから無反応だが、二人は大きく反応していた。
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沙羅(プロフ) - お疲れ様でした！完結おめでとうございます（＾ω＾）長い間読ませていただきました。番外編楽しみにしてます！甘々な展開、期待しております！ (2021年4月19日 22時) (
レス) id: f64d60a5d5 (このIDを非表示/違反報告)
踊る宝石(プロフ) - はじめまして！本当にこの作品大好きです。番外編がこれから少しあるんですかね？更新楽しみにしてます！ (2021年4月19日 1時) (レス) id: 7183f6d526 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 美桜さん初めまして、この小説は五条悟オチですか？できれば五条悟オチでお願い出来ますか？続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年4月14日 21時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
飼口(かいぐち)(プロフ) - 一人称が僕になってる…！てことは夏油はこのときにはもう…？ (2021年4月13日 21時) (レス) id: 57441fdd79 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 美波さん初めまして、この小説は五条悟オチですか？できれば五条悟でお願い出来ますか？続き頑張って下さい。応援してます。楽しみにしてます。 (2021年4月6日 18時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美桜
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ririsa10713/
作成日時：2021年4月4日 19時
