俺の継子がクソな件について【不死川実弥】

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「てめぇ！！降りやがれ！！」

「いやですーうへへ」

「まあそういうな不死川！！継子が甘えてくれるなんて幸せではないか！」



だらーんと、俺の首に手を回しぶら下がっているA。振り落そうとしても、力いっぱい抱きついているからか全然降り落とせない。



「………………」

「うむ！やはり君も風花少女が言っていた通り、その子のことが可愛くて仕方ないのだな！」

「…………煉獄、てめぇぶっ殺すぞ」

「それはやめておけ！隊律違反になるぞ！」



どいつもこいつもめんどくせぇ。

未だぶら下がって離れねぇAが「帰りまひょう……」とまだ呂律の回らない口調で訴える。……ったく。Aの膝の裏に手を回し、落ちねぇように背負い直す。


帰るわァと煉獄に言うと、門前まで見送るために後をついてくる。「すっかり泣き止んだな」とAに手を伸ばす煉獄を阻止するかのように、体をひねった。



「(不死川が来た途端に泣き止んだな。というか今、俺が触れようとしたの阻止したな！うむ！)」



じゃあまた今度生きて柱合会議でなァと軽く手を振った。すると「待ってください！！」と煉獄弟が慌ててやってくる。何か包みを俺に渡してきた。



「さつまいもで作ったものです。さつまいものおこわと大学芋、いろいろ入ってます。あと、Aさんからさつまいものおはぎをと言われたので作って一緒に入れてます。良かったらどうぞ」



気弱だが、優しく笑う煉獄弟からそれを受け取り、煉獄弟の頭をわしゃわしゃと撫でた。


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明日の朝続編出します。
タイトル適当です。カオス。

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