俺の継子がクソな件について【不死川実弥】

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「師範、今頃私お手製の羽織を着て柱合会議で恥かいてるかなぁ〜。ウフフフ」



師範は「殺」と背中に掲げているせいで怖がられがちだから。この私継子のA、頑張って師範のために新しい羽織を作りました。ほぼほぼ宇髄さんの奥様方の手によるものだけど。


わからないようにいつまの羽織とすり替えておいたんですけど、見事に気づかずに師範着ていきましたね。最高。師範が見えなくなって、お屋敷で笑い転げてました。


今はというと、蝶屋敷に遊びに行っている。特に用はない。カナヲちゃんを見つけてとなりに座った。特に会話はないです。同い年なのに私より大人っぽい。あれ……ってことは私が子供っぽいてこと？？



「カナヲちゃん、最近どう？」

「別に変わりはない」

「でも、なんとなく表情が前よりコロコロ変わったね」



「Aは………………………………あんまり変わらないね」めちゃくちゃ間をとって喋った。

すごい考えたけど、変わったところがなかったってところだろうか。「相変わらずとは」とそれとなく聞くと「頭が弱い」と一言言われた。



「…………というか、あの三人はまたここに来たの？」

「うん、また任務先で大怪我したみたい。炭治郎はいつも大怪我して帰ってくる」

「あの子ほんとうにいつか死にそうで怖い」



今めちゃくちゃ元気そうに三人で鍛錬してる。炭治郎を見るカナヲちゃんがどことなく可愛い。え、君いつのまにか恋する乙女になってる……？やだ嘘、先に大人の階段登られた？！


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