俺の継子がクソな件について【不死川実弥】

63 番外編 ページ15

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「師範、今日はしぇあいずぽっきーの日、らしいです」

「てめぇ頭沸いてんのかァ」



おはようございます、と朝の挨拶をして早々に罵られている私はなんと可哀想な継子だろう。西洋のお菓子を昨日貰ったから師範にもおすそ分けしようとしたのに。


11月11日はなんでもしぇあいずぽっきーらしい。よくわからん。とりあえずこのお菓子の棒を二人で食べるとか聞いた。宇髄さんは毎年お嫁さんたちとしぇあいずぽっきーしているらしい。よくわからん(二回目)。



「さあ師範。しぇあいずぽっきーしましょう！！これしたら師弟関係がより深まるって聞きました〜！！」

「俺はてめぇと仲良くなる気はねぇよ」

「えっ」



今のかなり傷つきました。酷いです。

私は師範のことこんなに好きなのに。このぽっきーなるものを一気に口の中にいれれるぐらいは師範のこと大好きですよ。



「師範がそうでも私は今よりもっと信頼関係を結びたいので、しぇあいずぽっきーしましょう」

「うるせェ、クソが」

「しぇあいずいずぽっきぃぃぃいいいいいいいい！！！！！！！」

「うるせェんだよ！！朝からてめぇはよォ！！」



出来立てホヤホヤたんこぶ雪だるま。

ヒッグヒッグと涙ぐみながら「しぇあいずぽっきー……」と一人呟いて部屋を出ていった。



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今日パートさんからポッキー貰ってポッキーの日を思い出しました。学生の頃が懐かしい(社会人一年目)。ということでポッキーネタを書きます。ちなみに明日まで続きます！！

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