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「この状況ある意味面白いよねぇ」

「ほら、だから嫌だったんだAさんと入れ替われるの……」

「なんでよ、こんな可愛い女の子と入れ替われて嬉しいと思え」



まじまじと自分の顔を見つめる。いややっぱ可愛い。見つめていれば玄弥さんが恥ずかしそうに私から目を逸らす。いや、照れてんの?自分の面に?


こんな状況だしそれぞれが師匠のところに戻るのはさすがにやばい。というか私的には私も玄弥さんを連れて師範のところに帰りたい。


あ、でもそしたら目潰しされるの私だった。うーん、どうしようと考えていると胡蝶様が元に戻るまでここにいてもいいですよと言った。それに玄弥さんが「は、はい!」と言おうとするのを私が阻止する。



「ダメです。師範は私がいないと寂しさのあまり孤独死してしまいます。帰るんですよ、玄弥さん」

「この状況で帰れるかよ普通!」

「玄弥さん、空っぽな頭を使ってください」

「空っぽってAさんにだけは言われたくないんですけど」

「は?」



落ち着け私。

どうしても師範のいるお屋敷に帰りたくない玄弥さんにいいことを教えてあげる。今、玄弥さんは私なのだと。師範に可愛がられること間違いないのだ。だって師範は私のことがちょーーーーう可愛いのだから。


玄弥さんは考える素振りを見せる。そして顔を赤くさせた。顔の赤い自分を見るのは心なしか気持ち悪い。私も師範のこと考えてるときそんな顔してんのかな、うわぁ怖い…!



「わかった…帰る」

「よし!私は忍のごとく影から見守ってるね!」

「Aさん、俺の姿で可愛い仕草しないでください」



エヘヘとガッツポーズを取ったところでそう言われ、直す。これじゃあ玄弥さんがオネエだと思われちゃうもんね。すまんすまん。



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設定タグ:鬼滅の刃 , 風柱 , 不死川実弥   
作品ジャンル:アニメ
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ぶどう - カッコ仮ってシュタゲかw w (2021年2月4日 21時) (レス) id: 87d010c47c (このIDを非表示/違反報告)
りんごたん - むいくん…( ;∀;)むいくんが悲しすぎる… (2020年3月1日 17時) (レス) id: b6aa212c61 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 伊黒さんのもつくって欲しいです (2020年1月26日 0時) (レス) id: 930d314957 (このIDを非表示/違反報告)
いちゅき - オチはやっぱり実弥がいいですねぇ (2020年1月25日 12時) (レス) id: e629abc83d (このIDを非表示/違反報告)
奈胡 - 毎日楽しく見させていただいてます。ありがとうございます!希望としては恋のパターン希望です〜(*'-'*) (2020年1月25日 3時) (レス) id: 6815733e3d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:美桜 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ririsa10713/  
作成日時:2020年1月11日 20時

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