愛して、病んで。【神威】

病4 ページ5

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「う"っ、……あっ……んぁっ」


「……くっ、……まだ体力尽きてないだろ？
お前も俺と同じ夜兎なんだから」


「もう……やだ…ッ」






彼は無理やり行為をしてくる。

足掻いて足掻いて、
逃げようとするけれど。



私を縛る彼の瞳は
それをさせてくれない。






「あり？血がでてる」


「………………ッ」


「激しくしすぎたかァ」








彼は無理に自分自身のそれを入れていた
そこからは血がにじみ出ていたようだ。



腰を振る際に彼が私の腰を掴んでいた
腹部からも爪が食い込んだせいで

血がでていた。




腹に舌をつたわせて血を舐めりとる。






「んぅっ、」


「お前の血が一番綺麗で美味しい」






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「……誰か……、助け……てっ」





そんな虚しい声は、
私と彼の喘ぎ声の中に聞こえていった。






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