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翌朝、起きた。
いつものように顔を洗い、歯を磨き、身支度を終えて家を出る。会社に出社し、いつも通り、いつも通り、仕事を。
「(……って、集中できない！！)」
パソコンの前で肘をついて両手を合わせて顔を隠す。久しぶりに焦凍と再会して、あの時のことを打ち明けあって。仲直り？して、話しているうちに一緒にいたくなって家まで送ってもらい。
そして「また俺のこと好きにさせるから」って告白まがいのこと言われまして？？？
「どうしよう百ちゃぁん！！」
「まあ良かったじゃありませんか」
「よくないよ！！だって、俺のこと好きにさせるから？え、もう好きなんですけど？！」
かれこれ何年も轟焦凍を引きずって生きてきたわけです。好きにさせる以前にもう雄英生の頃から好きでしたけど！と目を回しながら呼び出した百ちゃんに訴えた。
「じゃあまたお付き合いされてはどうですか？」
「自分に自信ないし、無理だよ」
「Aさん、久しぶりに会って思いましたが自信を持っていいと思いますよ。垢抜けて、随分とお綺麗になったじゃありませんか」
「お世辞ありがとう」
昨日家まで送ってもらった時に家の場所は知られたし、連絡先も交換した。早速メッセージが届いて「会える日ねぇか？」とお誘いを貰っている状況だ。
焦凍と復縁？いや考えたことがなかった。それに、卒業してから数年は会ってなかったんだ。きっとお互いにいろいろ変わってるはずだ。今の私を見てがっかりするかもしれないだろう。
「私……、轟さんはAさんのこと本当に好きなんだと思います。普通科に編入した当初も私にAさん様子や連絡取ってないのかよく聞かれましたわ」
「え、そうなの？」
「はい。それに卒業した後もよく連絡を貰ったんです。Aさんと会える方法はないかと」
そんな物語が生まれていたなんて知らなかった。
百ちゃんは私の手をぎゅっと両手で握って「自信を持ってください」と伝えてきた。
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莉緒(プロフ) - めっちゃ好きです！！続き待ってます。更新頑張ってください！ (1月15日 12時) (
レス) @page36 id: ff1884054a (このIDを非表示/違反報告)
藍蝶(プロフ) - エンデヴァーが冷や汗流すの面白すぎますWW (1月3日 19時) (レス) @page35 id: 73807850f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美桜
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ririsa10713/
作成日時：2023年9月18日 12時
