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「それでなんで私がヒーロー参加のこのパーティに同席しなきゃいけないの？」
「今回は俺の娘だから、連れてきてもいいとのことだったんだよ。そんなに機嫌悪くするなって、な？ほら、ホークスもいることだし！」
「そこが一番の問題なの」
ドレスアップした姿で父に連れてこられたのは関係者パーティだった。確かに父の付き添いという話は聞いていたけれどこういう集まりだったのは初耳。
今回は特に、プロヒーローの元に実習やインターンにきているヒーローの卵もいるようだ。
「わお、馬子にも衣装？」
「帰る」
「待って待って」
晒された腕を掴むホークスは「せっかく来たんだし」と言いながら、他の人になぜか私を紹介する。他にも別のヒーローの元に来ていた学生やら一般の人、特にホークスファンの人たちが集まりだす。
「ホークス、その方が恋人？」
「……ちがっ」
「彼女は幼馴染です」
真っ先に否定しようとした私の言葉に声を重ねた。肩に乗せられた手がスルリと私を引き寄せる。視線を感じてその方へと目を移せば、私を睨む女の子。多分、杏ちゃん曰く"ガチ恋ファン"の一人だろう。
ホークスから離れ、よそよそと飲み物を取りに行く。この前漸くお酒解禁になったわけだし、そろそろお酒でもと適当に手に取る。近くの椅子に座り、お酒を目の前に眺めていると「ここにいた」と私を探してホークスがやってきた。
「お酒飲めんの？」
「お母さんは酒豪だったから飲める、はず」
「お父さんは下戸じゃん」
私の隣に座った彼に「向こう行かなくていいの？No.2サマ」と言えば「俺はこっちにいたいから」とかなんとか言ってくる。仮にもプロヒーローで有名な彼がこんな庶民で冴えない女の隣にいて良いわけがない。
暫く二人で並んでいれば、大きな体をしたとあるヒーロー。顔を上げれば、彼は私を見て「失礼」と頭を下げる。
「ホークス、貴様も向こうで挨拶をしたらどうだ」
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浦玖珂 咲希(プロフ) - すやすや眠る夢主ちゃんの横で永遠に焼き鳥の数を唱えてるの想像したらシュール過ぎておもろい (2023年3月23日 23時) (
レス) @page32 id: e9e20e1e7a (このIDを非表示/違反報告)
浦玖珂 咲希(プロフ) - みんな本家通りの性格してるのに面白すぎる、最高過ぎる！！！ (2023年3月21日 3時) (レス) @page25 id: e9e20e1e7a (このIDを非表示/違反報告)
真白 - 微笑ましい〜！ (2023年3月13日 13時) (レス) @page6 id: 1bd364c53c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美桜
| 作成日時：2023年3月12日 17時
