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「(………あ)」
むくりと体を起こして時計を確認するとまだ5時半。
よく女友達が「盛り上がっちゃった」なんて言っていたけど、こういうことだったのか。気づいたらお互い任務終わりあって疲れた挙句寝ていたが、お互いに求めた回数はどのぐらいだったのかわからない。
お互いに昔から知っているからか、なんだか変な気分。
腰痛いなんて感じながら、私の腰に未だ抱きついてすやすやと寝ている啓悟を見つめる。小さい頃の啓悟を思い出しながら、「あの頃可愛かったんだよなぁ」なんて思い、モゾモゾと布団の中に戻る。
啓悟へとくっつけば寝言で「漆畑さん、すんません」とか「A」と私の名前を呼んでいたり、なんだか夢の中でも忙しそう。それがなんだか微笑ましくて好きだな顔を綻ばせて目を閉じた。
暫くして目を覚ませば、すでに啓悟は起きていた。「おはよう」と挨拶をして、なんだか恥ずかしくなってしまう。
「身体、平気？」
「うん、何とか」
啓悟は「飛行機の時間まで結構あるし、デートでもしますか」とベッドから降りて、肩を鳴らした。「ちょ、下履いてよ！！」と枕を投げつける。うぷっ！と声を上げた啓悟を他所に、ベッドの脇にあるガウンを手に取る。
感じたことのない痛みに腰を摩りながらベッドから下りる。二人で並んで歯を磨き、洋服に着替えて髪の毛を巻く。気温も暖かいし、髪の毛をあげていると、後ろに立った啓悟が「あ、髪の毛あげない方がいいと思います」と首を突いた。
ん？と見上げれば「ま、俺は見られても良いけど」と鼻歌を歌いながら戻っていく。改めて髪の毛を縛り、襟足付近のキスマの数を見て、絶句。
「見えるところにつけんでよ！」
「はは、さっさとチェックアウトしよか〜」
まとめ上げるのを断念し、見えないように流した。
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浦玖珂 咲希(プロフ) - すやすや眠る夢主ちゃんの横で永遠に焼き鳥の数を唱えてるの想像したらシュール過ぎておもろい (2023年3月23日 23時) (
レス) @page32 id: e9e20e1e7a (このIDを非表示/違反報告)
浦玖珂 咲希(プロフ) - みんな本家通りの性格してるのに面白すぎる、最高過ぎる！！！ (2023年3月21日 3時) (レス) @page25 id: e9e20e1e7a (このIDを非表示/違反報告)
真白 - 微笑ましい〜！ (2023年3月13日 13時) (レス) @page6 id: 1bd364c53c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美桜
| 作成日時：2023年3月12日 17時
