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警察の人たちがやってきた。
近くの椅子に座り込む私に、啓悟が「お疲れ様」と飲み物を渡す。まあ初めてのお仕事は囮作戦の囮だったけど、啓悟が守ってくれたから傷一つなく終わった。
「お、ホークス。今日はありがとうな〜」
「いえいえ、俺らそろそろ帰って良いですか？」
「お、その子が例の幼馴染彼女か！」
ゆっくりと立ち上がり、私も一応挨拶を……と思って啓悟の服を掴めば「休んでて」と座らせられた。啓悟は警察の人に「今日は彼女に手伝って貰ってたんです。普段こんなにも個性使わないから疲れちゃったみたいなんで、もう帰らせてもらいますね」と言い、私を抱き抱える。
「………平気、歩けるよ」
「良いから良いから。お姫様は少し休んでて。ご飯どこで食べたい？」
「………もんじゃ焼き」
「はは、了解」
ドレスを返しに行った頃には体調も良くなり、ラフな私服で啓悟が連れていってくれたのは個室のもんじゃ焼き専門店。何気に初めて食べるもんじゃ焼きは美味しかった。
頼むたびにやってくる店員さんが「生ホークス初めて見ました。かっこいいですね」と頬を染めて伝えている。恋人目の前にいますけど、なんて思いながら見ていると彼女はコチラを見て「彼女さんとお似合いですね」とにこりと笑った。
「でしょ？俺、ベタ惚れなんすよ彼女に」
頬杖をついて笑う啓悟に、恥ずかしくなる。
食事を終えて、東京の夜空を飛行。最近はトラウマも克服してきた、というか啓悟に無理やり克服させられ、少し怖いけれど前よりかは怖く無くなっていた。綺麗な夜空と夜景を見ながら、啓悟に抱きついていた力を強める。
少ししてついたホテルは東京では割と有名なところ。
予約者がホークスなだけに立派な部屋で高そうだ。ベッドもふかふかだし………大きいベッド一つだけだし。
「(…………啓悟も言ってたけど、やるのかな今日)」
お互いに初恋を拗らせていたわけで、私も男の人とそういうことをするのは初めて。啓悟もなのかな、と彼の背中を見つめていれば振り向いた啓悟と目があった。
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浦玖珂 咲希(プロフ) - すやすや眠る夢主ちゃんの横で永遠に焼き鳥の数を唱えてるの想像したらシュール過ぎておもろい (2023年3月23日 23時) (
レス) @page32 id: e9e20e1e7a (このIDを非表示/違反報告)
浦玖珂 咲希(プロフ) - みんな本家通りの性格してるのに面白すぎる、最高過ぎる！！！ (2023年3月21日 3時) (レス) @page25 id: e9e20e1e7a (このIDを非表示/違反報告)
真白 - 微笑ましい〜！ (2023年3月13日 13時) (レス) @page6 id: 1bd364c53c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美桜
| 作成日時：2023年3月12日 17時
