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『お前は今日から俺のもんだ』
カーテンの隙間から差し込む暖かい光が目に差し込む。体を起こせば、全身が痛み寒くもない暖かい気温のはずなのに、異様に寒く、寂しく感じた。
懐かしい夢を見たのか、私の頬は濡れていた。
制服に着替えて、ゆっくりとリビングに入るとお父さんは仕事で出掛けていた。
適当に冷蔵庫にあるものを食べて、化粧でアザを隠すと家を出る。今日はどこに行こうかなと考えながら横浜の桜木町を歩いていた。途中連絡が入り、桜木町にいると伝えると彼はすぐに飛んでくる。
「レイって暇人だよね」
「お前もな」
去年、横浜で知り合ったレイ。よく一緒にいるようになって、私の電話一つでもすぐにやってくるような男。私のことが好きだと言っていたけれど、多分都合のいい女か何かだと思ってる。
ベンチに座り、海を眺めているとレイはポケットからタバコを取り出して吸い始めた。タバコって臭くて嫌い。
「Aも吸う？」
火のついたそれを私の口元に運んでくる。
嫌いだって前にも言ったのに。
口をつけずにただじっとしていると「おい、何してんだ」と声をかけられた。その声に、顔を向けようとして頬にタバコがあたり思わず「熱っ！」と声をあげる。
悪い！とすぐに謝ってくれたレイに「大丈夫……」と言った途端、レイの胸ぐらは掴まれた。……イザナによって。
「てめぇ、誰のもんに傷付けてんだよ」
「イザナ、止めて。離して」
「お前、俺に命令するつもりかよ」
慌てて止めるがイザナがそう簡単にやめるはずがない。一発イザナに殴られたレイはその場に顔を押さえて疼くまる。彼に駆け寄って「大丈夫？！」と声をかけるけれど、鼻からは血が出ていて全然大丈夫ではない。
「イザナ、いきなり殴るなんて！」
「俺のもんに傷を付けた代償。……A、お前は着いてこい」
腕を取られて、その場にレイを置き去りにし連れていかれる。救急車呼ばなくて大丈夫なのか、死にはしないだろうけど流石に心配になる。
腕を振るってみても、「離して」と何度言ってもイザナは私を離すことはなかった。
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頭ン中お花畑(プロフ) - とっても甘々で最高でした。ニマニマが止まらないし、本当に胸がキュンキュンするーっ！ 最高のイザナ夢をありがとうございました。寿命が伸びた気がします (1月7日 23時) (
レス) id: 67d18bea8c (このIDを非表示/違反報告)
ちえ - 天竺編10月始まる楽しみ今からイザナ見るの待ちきれらない (6月21日 0時) (レス) id: 67f766a775 (このIDを非表示/違反報告)
ちえ - イザナの名言天竺編で見れるの楽しみです。 (6月12日 1時) (レス) id: 67f766a775 (このIDを非表示/違反報告)
桜華 - ↓ごめんなさい 間違えました (5月15日 22時) (レス) id: c0d0824301 (このIDを非表示/違反報告)
桜華 - あ (5月15日 22時) (レス) id: c0d0824301 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美桜
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ririsa10713/
作成日時：2022年11月13日 16時
