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5日間の修学旅行を終えて佐野家に帰宅。
居候の身だし、お金なんてないから行くつもりはなかったけれど、真一郎くんが行ってこいと背中を押してくれた。
「金の心配はしなくて良いよ。Aちゃんのお母さんのところのお婆ちゃんが修学旅行代くれてるんだ」
「え、お婆ちゃんに会ったんですか？」
「あぁ、家も遠くて今までのこと気づけなくてごめんねって言ってたよ」
「……………」
もう随分とお婆ちゃんとは連絡をとっていなかった。
今度遠いけれど、頑張ってお婆ちゃん家に行こうかなと胸に決めて、修学旅行へと参加した。
お土産もそれなりに買って、佐野の家に帰るとイザナがいない。真一郎くんとマイキーくんは縁側で伸びていて、エマちゃんは洗濯物を干している。
「これお土産……」
「やりぃー！」とおおはしゃぎのマイキーくんを他所に、真一郎くんの服を引っ張って「イザナは？」と聞く。二日前から帰ってきていないらしい。時々あるし、何かに巻き込まれると言うのは暴走族の総長をしていればあるしあのイザナだから特に心配もないらしい。
「最近はAちゃんいたからそんなこともなかったんだけどな、久々に来たんだな」
「何が？」
「家族の距離感ってやつ」
「あ……」
前にイザナが言っていたことだ。
あっちの方でお土産を広げているマイキーくんとエマちゃんを一度見た私は真一郎くんにイザナの借りている部屋の住所を聞き出した。すぐにカクちゃんに連絡を入れれば、部屋の合鍵を持っているらしく一緒に連れて行ってくれた。
「愛人みたい」と隣のカクちゃんをに言えば彼は「起こしに行ったりよくしてるだけだ」と優しく小突かれながら言われる。
「………失礼します」
インターホンを押そうかと思ったけれど、カクちゃんが前に苛立っていたイザナが壊したと言っていたので仕方なく合鍵で中に静かに入った。
イザナ？と小さく彼の名前を呼びながら入るけれど、返事はない。物は最低限のものしかなくて、大きな水槽に熱帯魚。
キョロキョロと見渡せば、ベッドで眠るイザナを見つけた。
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※ファンブック上、間取りにベッドがありませんでしたが、ベッド有りの設定でお願いします。ソファーで寝てるんでしょうか、、？
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頭ン中お花畑(プロフ) - とっても甘々で最高でした。ニマニマが止まらないし、本当に胸がキュンキュンするーっ！ 最高のイザナ夢をありがとうございました。寿命が伸びた気がします (1月7日 23時) (
レス) id: 67d18bea8c (このIDを非表示/違反報告)
ちえ - 天竺編10月始まる楽しみ今からイザナ見るの待ちきれらない (6月21日 0時) (レス) id: 67f766a775 (このIDを非表示/違反報告)
ちえ - イザナの名言天竺編で見れるの楽しみです。 (6月12日 1時) (レス) id: 67f766a775 (このIDを非表示/違反報告)
桜華 - ↓ごめんなさい 間違えました (5月15日 22時) (レス) id: c0d0824301 (このIDを非表示/違反報告)
桜華 - あ (5月15日 22時) (レス) id: c0d0824301 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美桜
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ririsa10713/
作成日時：2022年11月13日 16時
