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早めの時間に起床して、学校へと通い始めて2ヶ月半ぐらい。
初めは周りのクラスメイトは困惑していて私に近づく人はいなかった。けれど、21ヶ月ちゃんと朝登校して、最後まで授業を受けて帰ればそれなりに認め出したのか話かけてくる子がちらほら。
「好きです、付き合ってください」
そんなある日、告白をされるもよく知らない男の子。私のどこを見て好きだと言っているのか、話したことも多分ないはずだ。
「Aちゃんまた告白されてたね」
「………話したこともない人間に好きって言われてもね」
「まあAちゃん、よくカッコいい不良彼氏と一緒にいるしね。愛されてる！」
「付き合ってないけどね」
キスはよくされているけど、なんて口が裂けても言えない。いつのまにか私には暴走族の総長の彼氏がいると噂が立っていた。そんな私に恐れを成す者と成さない者とで分かれてくるところだ。
学校が終わり、部活も入っていない私はそのまま学校を出た。学校を出た先を曲がり、路地裏を抜けて空き地の方へと。あたりを見渡して、走り出す。軽い足取りに表情はどんどん緩んでいく。
「イザナ……！」
「遅ぇ」
空き地にバイクを停めて携帯を触っていたイザナに駆け寄れば、文句を言いながらも私にいつものジュースをくれた。それに笑って受け取れば、イザナがと私の頭にヘルメットをつけた。
せっかく学校を出る時に前髪を綺麗にセットしたのに。前髪が乱れちゃう、そんなことを心配しながら髪を触っていると「エマもよくドラケン来たら髪の毛触るけど、なんか意味あんのか」と聞いてくる。
「エマちゃんはね、好きな人には可愛く見られたいから身なりを整えてるんだよ。可愛いよね」
「……ふーん、じゃあお前もかA？」
「え？」
顔が火照っていく。イザナは目を細めて笑うと「よし、行くか」と走り出した。その背中に、体をくっつけると私の心臓の音が聞こえてしまいそうで。思わず、イザナの背中に体を寄せずにいると。
「ちゃんと掴まってねぇと落とすぞ」
「わ、！」
イザナは腕を掴み引き寄せてくる。いつものようにピタリとイザナの背中に体をくっ付ける。私の手の甲をするりと撫でたイザナは「……ったく」と溢すと「どっか寄ってくか？」と聞いてきた。
本当、イザナは私のことどう思ってるんだろう。
ただの下.僕？それとも、エマちゃんみたいに妹みたいな存在？それとももっと別な……存在？
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頭ン中お花畑(プロフ) - とっても甘々で最高でした。ニマニマが止まらないし、本当に胸がキュンキュンするーっ！ 最高のイザナ夢をありがとうございました。寿命が伸びた気がします (1月7日 23時) (
レス) id: 67d18bea8c (このIDを非表示/違反報告)
ちえ - 天竺編10月始まる楽しみ今からイザナ見るの待ちきれらない (6月21日 0時) (レス) id: 67f766a775 (このIDを非表示/違反報告)
ちえ - イザナの名言天竺編で見れるの楽しみです。 (6月12日 1時) (レス) id: 67f766a775 (このIDを非表示/違反報告)
桜華 - ↓ごめんなさい 間違えました (5月15日 22時) (レス) id: c0d0824301 (このIDを非表示/違反報告)
桜華 - あ (5月15日 22時) (レス) id: c0d0824301 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美桜
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ririsa10713/
作成日時：2022年11月13日 16時
