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レイの家に向かう途中、コンビニでお菓子や飲み物を買っていく。着く前にメールを入れると「鍵開いてる」と返信が来た。



「………ごめん、大丈夫……じゃないよね」

「殴られた時に比べりゃ今は腫れも引いたけどな」



冷えピタを持ってきていて正解だった。
レイの頬に新しいものを付けて、お菓子の入った袋を渡すと「一緒に食おう」と袋の中を漁った。


隣に座り、録画していた映画を見始める彼。
なんだか気まずいな、と思っていると「アイツなに?」と聞かれた。私が施設にいたことは彼は知らない。だから敢えて「昔の友達」と伝えた。



「天竺の総長だろ」

「知ってたの?」

「知らねーやつなんていんの?」

「え、私」



彼は笑いながら「Aらしい」と呟いた。

しかしそのあとすぐに「昔の友達って付き合ってたとかじゃねーの?」と質問してくる。イザナ特有の主従関係が存在しているけれど、私は基本認めてない。カクちゃんはどうだか知らないけれど。


イザナは私にとって大切な人。けれどそれをどううまく伝えればいいのかわからなかった。



「アイツはAのこと好きだろ」

「そんなはずないよ。イザナは私のこと家来か何かだと思ってるから」

「(…………あれは絶対ぇ違う)」



レイはお菓子をテーブルに置くと、私の肩に手を添えて思いっきり押し倒した。始まった、そう思いながらキスをしてくるレイをただ受け入れた。ここに来ればこうなること、わかってたはずだ。



「………A、好きだっ……好きっ」

「…………っ」



抱かれている時、一度も私から好きだと発したことはなかった。


あぁ、早く終わらないかな。
早く佐野家に帰って、イザナに会いたい。
カクちゃんとも久しぶりにランニングに行きたいな。



「お前、今誰のこと考えてんの?」

「………え?」



殴られた頬の痛み、身に覚えがある。
ヒリヒリとする頬に手を当てて、目の前に視線をやれば見たことのない瞳で私を睨むレイが写り込んだ。



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設定タグ:東京リベンジャーズ , 黒川イザナ , 天竺   
作品ジャンル:アニメ
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頭ン中お花畑(プロフ) - とっても甘々で最高でした。ニマニマが止まらないし、本当に胸がキュンキュンするーっ! 最高のイザナ夢をありがとうございました。寿命が伸びた気がします (1月7日 23時) (レス) id: 67d18bea8c (このIDを非表示/違反報告)
ちえ - 天竺編10月始まる楽しみ今からイザナ見るの待ちきれらない (6月21日 0時) (レス) id: 67f766a775 (このIDを非表示/違反報告)
ちえ - イザナの名言天竺編で見れるの楽しみです。 (6月12日 1時) (レス) id: 67f766a775 (このIDを非表示/違反報告)
桜華 - ↓ごめんなさい 間違えました (2023年5月15日 22時) (レス) id: c0d0824301 (このIDを非表示/違反報告)
桜華 - あ (2023年5月15日 22時) (レス) id: c0d0824301 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:美桜 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ririsa10713/  
作成日時:2022年11月13日 16時

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