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『その…江口さんからの印象とか、江口さんから見て仲の良い人とか…』
「どうして？」
『気になるから…では変ですかね？』
「変じゃないと思いますよ。」
「そうですね〜、気も聞くし、話していて楽しいのでいい後輩って感じですかね？」
「一緒にラジオをしている石川界人くんとか仲いいんじゃないかな？あとこ…西山宏太朗とか」
「人がいいのでいろんな人と仲いい印象ですね」
壮馬くんから連絡が来て私のこと知ってたのに自分って言わないんだ。
それがそのまま声に出てしまったようで、キョトンとされたあと笑われた。
「あはは、たしかに。」
「俺も事務所が一緒なので飲みに行くくらいには仲良いですね」
『そうですよね、たまに壮馬くんからお話聞いていました。』
「へぇ、どんなこと言われてるか気になりますねそれ」
『ふふ、いい先輩だって言ってますよ。』
『ご飯誘ってくれてよく奢ってくださるとか、心が無いってイジられてたとか』
「それって都合のいい先輩って思われてないですか…？」
苦笑されてはっとなった。
ぱっと思い出した話がこれだったんです…ごめんなさい！
もしかして気を悪くされたかな…？
『でも、あの、私はそんな軽口が言えるくらい仲良いんだなって思いましたよ！』
『仲が良くて羨ましいと思います！！』
江口さんはおかしそうに、でも嬉しそうに笑った。
それにホッとして私も笑った。
変なこと口走った気がするけど。
その後も主に壮馬くんの話をしたり、ボイスや配信の参考になりそうなことを教えてもらったりした。
ボイスや配信の参考になりそうなことと言っても滑舌を良くするには、とか養成所時代にやっていた事をちょこっと聞いたとかだけど。
壮馬くんの話はよくお酒を飲んでる時に酔っ払って私と明那の話をしていたよ、みたいな。
2人ともすごいんだーとかだいすきーとか惚気けてたよと言われてちょっと恥ずかしくなると同時に呆れた。
壮馬くんどこでも同じ酔い方するんだなって。
ーー
その後
『江口さんいい人だね』
「でしょ、何話したの？」
『壮馬くんの話』
「え、変なこと言ってないよね？？」
『んーーーどうだろ』
「え、無自覚なのが一番怖い。江口さんも変なこと言ってないといいけど」
『私はとても有意義な時間を過ごしましたよ』
「えっ怖い！！」
『ふふ、でもいい同僚の人と巡り会えてよかったね』
「うん、そうだね」
そう言うと壮馬くんはとても嬉しそうだった。
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りり(プロフ) - ゆきさん» コメント、応援ありがとうございます！返信遅れてしまい申し訳ありません。これからも読んで頂けるとありがたいです。 (2022年6月23日 21時) (
レス) id: 298ad1cd3d (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - 一気読みしてしまいました！とても面白く良い小説だと思います！これからも応援しています、更新頑張ってください！ (2022年3月27日 16時) (レス) @page43 id: 843aee7f2e (このIDを非表示/違反報告)
りり(プロフ) - あいさん» パスワードの件、教えていただきありがとうございます！まだ知らなかったので助かりました…。 (2022年2月16日 22時) (レス) id: 298ad1cd3d (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - パスワードの件、既にご存知かもしれませんが…。検索避けせずに企画があったようです…。1週間程様子見のようです。 (2022年2月15日 22時) (レス) id: 0f913cc4c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りり | 作成日時：2022年2月4日 22時
