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『……確かに、貴方には柱に値する技術を持ち合わせている




それにその歳で、ね。才があるのね、





…けれど、





貴方、まだ刀を握って半年もたってないでしょう?』







Aは、彼を地に押さえ付けていた







うつ伏せ状態にある彼は、微塵の抵抗までもができない程だった





彼の顔のすぐ傍には……冷たく光る刀身が、地に刺さっている、彼の刀だ。






『大抵の技術はある、けれど、経験が少ないようね、私が初めに圧をかけた時、余計な力が入っていた時点でわかった。』





すらすらと言葉を並べていくAは、刀身すら抜いていなかった






「(くそ……っ、なんだ、この強さ…、)」






初めは、順調に呼吸の技を出せていたし、押されている訳でもなかった。…、なのに、






気づいたら、目の前にあったものは''地''







傍には、先程まで自分が構えていた刀








彼は、彼女の圧倒的な強さに困惑していた







『…技術だけで勝てるのは、下弦などの底辺の鬼共だけよ、上弦の鬼は、そんな生ぬるいものじゃないわ』






彼女はずっと話すだけ、彼は疑問に思った






「…なんで、僕を殺すどころか、傷1つさえつけないの」




『私はただ、貴方の実力を知りたかっただけ、反撃する意味はないわ……あら、』





彼の質問にAは迷いなく答えた、そんな彼女の瞳に映ったのは、彼の、刀





『……元気にしているようね、』





「………?」






彼女の言葉に対しての疑問をもった彼





それと同時に腕の固定がとれていることに気がついた






『また今度、手合わせしましょうね』






それだけ言った彼女はすたりと立ち上がり、消えていった

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設定タグ:鬼滅の刃 , 童磨
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きのこ姫(プロフ) - 童磨推しだからこの作品神でもう感動です。作ってくれてありがとうございます。一生感謝します (2月9日 14時) (レス) @page7 id: 5521fd53c5 (このIDを非表示/違反報告)
深淵少年 - 更新待ってます好きです (6月26日 17時) (レス) @page15 id: 1beab73a6d (このIDを非表示/違反報告)
えむ.(プロフ) - 更新とても嬉しいですᐢっ_Tᐢとても大好きな作品で続きが楽しみです!応援してます! (2023年4月23日 23時) (レス) @page15 id: 2303707e13 (このIDを非表示/違反報告)
lokiloki - 続き読みたいです!! (2023年4月11日 22時) (レス) @page15 id: 7b4cdc54cb (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 最高すぎて泣きまくりました…()素敵な作品をありがとうございますッッッッ (2023年3月14日 2時) (レス) @page15 id: 699f0917a9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:らいらっく | 作成日時:2020年1月2日 0時

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