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「このバカ!!!!!」
『…ぅ、ごめんなさい…』
その後、珍しく顔の表情を崩し、声を上げる硝子に私は説教をくらった
凄く心配してくれたんだとその様子をみればいとも簡単にわかった。
こんな夜中なのに硝子も傑くんも起きていたらしく、悟くんなんかずっと私の傍にいてくれたらしい。
「どれだけ心配したかと…、」
『本当にごめん…倒れた時の記憶ないんだ…』
嘘ではない、本っ当に何も覚えてない。
奈良の家から帰ってきて、部屋に戻って、それからはもう覚えていない。
気づいた時には自室のベッドに寝ていた。
「…はぁ、呪力の暴走が原因だと思うよ、先生もそう言ってた」
『呪力の暴走……?』
区切りを付けるようにため息を吐いたあと、硝子はそう言った
「Aの呪力と、よく分かってないその力がぶつかりあうみたいな状況だよ」
続けて傑くんがそう言うが、自分にはそんなの全くわからなかった。
自分が意識を失っている間そんなことが起こっていたらしい
「詳しくは明日調べるよ、正確に言えば今日だけどね」
時計の針はとっくに12時をすぎている
本当にこんな遅くまで皆を付き合わせてしまったのが申し訳ない
今は凄く忙しい時期だし、きっとみんなは明日も任務があるはずだ。
「少なくとも、1週間は絶対安静だから」
『わ、かりました…』
釘を刺された私は、大人しく1週間休むことになりそうだ。
「とりあえず私達は部屋に戻るけど、なんかあったらすぐ呼べよ、どうせ五条はここにずっといるんだろうし、」
『え、』
先程からずっと黙ったままの彼を見た。
その蒼い瞳は私だけを映し、じっと私を見つめる
「……何言っても無駄だよA、じゃあ後はよろしく」
そう言って2人は部屋を出ていく。部屋に残されたのは私と悟くんだけになった。
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らいらっく(プロフ) - きのこ姫さん» そう言ってもらえてとっても嬉しいです😭続き頑張って書こうって気持ちになれますありがとうございます!🫶 (3月12日 12時) (レス) id: 794256331a (このIDを非表示/違反報告)
らいらっく(プロフ) - 名無し37619号さん» 嬉しいですありがとうございます!!文字数制限に阻まれながらも頑張っております🥹 (3月12日 11時) (レス) id: 794256331a (このIDを非表示/違反報告)
らいらっく(プロフ) - ちむさん» ありがとうございます!!そう言ってくださるととてもやる気になれます😭😭 (3月12日 11時) (レス) id: 794256331a (このIDを非表示/違反報告)
らいらっく(プロフ) - みょんさん» あわわありがとうございますとっても嬉しいです😭私も早く夢主ちゃんの秘密バラしたいです…🥺更新頑張ります!! (3月12日 11時) (レス) id: 794256331a (このIDを非表示/違反報告)
きのこ姫(プロフ) - すごい!面白かったです!はやく続きがみたいです。 (1月4日 13時) (レス) @page35 id: 37e234dc71 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:らいらっく | 作成日時:2020年12月7日 22時