兄が過保護すぎる【北信介】

5話 ページ6

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「よし、終わった。信ちゃん次何すればええ？」



「そうやな…部室からボトル取ってきてくれへん？」



『わかった！』





モップをかけ終わった私は、ボトルをとりに部室へむかった。




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『男バレの部室ここかな……失礼し…………ました。』





私はドアノブに手をかけてドアを開けた






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…と思ったドアを勢いよく閉めた。









『………。』









何故と言われても。






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上 半 身 裸 の 男 達 が い た







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脳が理解するのに時間がかかった。





きっと彼らは着替え中だったのだ。





なのに私は誰もいないと思ってノックもせずに開けてしまった。




そして見てしまった。







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『……すっ、すいませんでしたあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！』







私はそう叫びながらダッシュで信ちゃんの元へとむかう







『(やってしまった。やってしまった。)』









頭にはそればかりで、何も考えられなかった









「どした…！？」









信ちゃんが珍しく焦った表情で私の元へと駆け寄る








『どっ、ど、どないしよ私……！』









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『………』






北の後ろに隠れるA






「「「……」」」







そしてそれを見る先程部室にいたもの達数人。









『(…きっ、気まずい……)』









バレー部のマネージャーやめようかと一瞬でも頭によぎったAであった。









つづく。

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