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投げたナイフが仮面を直撃する。
パリン………
殺人鬼の素顔は……
『は!?
オレ、だと……』
ジャック「そう。オレはお前の……殺人欲の塊だよ」
『オレの、殺人欲………嘘言うな』
信じたくない
ジャック「本当の事だ。ご主人を殺したのはお前。邪魔者を殺したのもお前。オレが殺したのは全てお前」
嘘だ
再びナイフを投げた。
けれどもすり抜けて床に落ちる。
『何で……………』
ジャック「だってオレ、お前の分身みたいなもんだもん。一度誕生してしまったからにはお前が生きてる限り存在し続ける」
オレが、生きてる限り………
だったら
『こうすれば、お前は消えるのか?』
激しい戦いで割れて散らばったガラスの破片を首に当てる。
こうすれば、本当の意味で終われる。
復讐も敵討ちも全て
途端にアイツの表情が変わる
ジャック「おい、止せっ……!!」
誰がやめるか。
視界が紅く染まった。
最後に
「え、何で殺人現場に兄貴が死んでるの!?ねぇ、ねぇ!?」
ご主人様に捨てられたはずの弟の声が聞こえた。
これがオレの殺人狂になった理由……………
だと思ってた。
数年前までは。
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りりんごヒカル(プロフ) - まるさん» ご指摘ありがとうございます。すみません、毎回外すの忘れてしまうんですよね(−_−;) (2018年10月7日 13時) (レス) id: 8fd4a7214f (このIDを非表示/違反報告)
まる - 作品を作る前にルールをしっかりご確認下さい。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2018年10月7日 13時) (レス) id: 7819c1b002 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りりんごヒカル | 作成日時:2018年10月7日 13時