妖怪探偵団の幻想入り〜東方妖魔刻 THE WONDERFUL TIME〜

1.スキマ ページ3

アキノリ「ふぅ、やっと終わったな」

とある休日。

私達は「うすらぬら」に書き込まれた案件を解決して一息ついている。

トウマ「今回のも大変だったね」

『うん。でも全員無事で良かったよ』

アキノリ「もちろんだ！今日はアヤメさん、空手の稽古で来れなかったからな。オレは来れなかったアヤメさんの分まで頑張らなくちゃいけないんだ！！」

ナツメ「相変わらずアヤメちゃんの事になると暑苦しいね……」

ケースケ「……うん(ジト目)」

『アハハ………^_^;』

やっぱり皆んなといると幸せ。

こんな日常が続いてくれたらな……。

アキノリ「？なんだアレ？」

すぐそばのレンガ塀に、両端にリボンが付いた変な穴が空いている。

ケースケ「中に目玉？怖いんですけど………」

アキノリ「ちょっと中を見てみようぜ！！」

ナツメ「うん、気になる！」

ケースケ「え！？止めようよ！？」

トウマ「大丈夫かな……？」

『うーん………私も見てみようかな』

ナツメ「ほら、ケースケもおいでよ！」

ケースケ「えー！？((((；ﾟДﾟ)))))))」

トウマ「皆んなが見るなら、僕も……」

結局、全員で穴を除いてみる。

すると………

アキノリ「なんだ！？」

ナツメ「吸い込まれる！！」

『わわ、落ちる！！』

トウマ「っ……！なんなんだ、この穴！！」

そして、見事全員穴に落ちてしまう。

ケースケ「だから嫌だったのにー！！！！」

ケースケの叫びが虚しく響いた。

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藍「全員スキマに入りましたね」

紫「これで第1段階は達成ね。奴等が幻想郷に来るまで……幻想郷を楽しんで貰うわ♪」

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