T.S 嫉妬 ページ20
…
『智司くんってカッコイイよね』
「は？」
二人並んで学校から帰っているある日の事。
『強いし人情深いし背高いしイケメンだし。絶対モテるでしょ』
「知らねえよ。あいつから女絡みの話なんざ聞いたことねえし」
まぁ開久の頭に絡んでくる度胸のある女の子なんて早々いないか。
『もし智司くんの彼女になったら、すごく大切にしてくれそう』
「俺はお前の事大切にしてねえってか？」
あ、拗ねた。
『そうじゃなくて。智司くんは「さっきから智司智司うっせえな。そんなに好きならあいつのとこに行けばいいじゃねえか」…はぁ』
猛くんの歩くスピードが少し早くなり、その後ろ姿を眺めていた。
『ねぇ猛くん』
「…」
無視か。
『猛くん！』ギューッ
「…んだよ」
後ろ姿に抱きついても、振り払う事なくそれを受け入れた猛くん。
『私は猛くんの事が一番好きだから』
「へえ」
『今みたいに嫉妬してる猛くんも含めて全部好きなの』
機嫌直るまではもう少しかかりそうだな…
けど偶には嫉妬される事もあってもいいよね
「よくねえよ！」
『あ、機嫌直った』
end
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まりおねっと通信生徒(プロフ) - chonsa104さん» コメントありがとうございます(*^^*)早速設定し直ました！まったり更新ですが、またぜひお越しください((*_ _)) (2020年7月23日 23時) (
レス) id: 5c2ba6f87c (このIDを非表示/違反報告)
chonsa104(プロフ) - お話とても面白かったのですが、名前の変更が反映されず めぐみ という名前になってしまいます (2020年7月22日 0時) (レス) id: 6d074c0df9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まりおねっと通信生徒 | 作成日時：2019年11月11日 23時
