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教室の戸を開けると、なぜか、しのぶちゃんと蜜璃ちゃんが立っていた。
し「Aさん!」
蜜「Aちゃん!」
そう言い、私に抱き着く2人。
『。。。心配かけてごめんね』
もう大丈夫だから、と、2人に伝えようとした時。
「焔さん、ごめんね」
「私たち、焔さんに嫌な思いさせちゃった」
「甘露寺さんと胡蝶さんが大切なことを教えてくれた」
教室から飛び交う、そんな声に私は目を丸くした。
目の前のしのぶちゃんと密璃ちゃんを見ると、2人とも、エヘへ、と笑った。
『2人とも。。。。。』
ありがとう、と、私も2人に抱き着いた。
杏「。。。だいぶ時間が遅れてしまったが、これから授業を始める!」
教科書を開いてくれ!と、煉獄先生が私たちに促す。
ふと、バチッと先生と視線が合った。
フッと私に優しい笑みを送った煉獄先生に、私は何処か、懐かしい気持ちを覚えた。
この時、私も、しのぶちゃんも、密璃ちゃんも、煉獄先生も、他のクラスメイトも、誰も気付いていなかった。
内山さんがギリッと拳を握り、許さない、と、呟いたことに。
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りりむ(プロフ) - みんみさん» みんみさん、コメントありがとうございます!ついに煉獄さんが300億の男となりましたね!そんな煉獄さんの勢いに負けず、私もこの作品を素晴らしいものにできるように頑張ります!最後までお付き合いのほど、よろしくお願いいたします! (2020年12月14日 16時) (レス) id: b70c779254 (このIDを非表示/違反報告)
みんみ(プロフ) - 初めまして^ - ^いつも楽しみに見させてもらってます!切なくて尊いお話に感動しています!!無理せずに頑張ってください♪ (2020年12月6日 21時) (レス) id: 51bdc8dd02 (このIDを非表示/違反報告)
りりむ(プロフ) - 菫さん» 菫さん、コメントありがとうございます!この作品も、読者の皆様に感動とキュンキュンを与えられるような作品にしたいと思います!最後までお付き合いくださいますよう、よろしくお願いいたします! (2020年12月4日 12時) (レス) id: b70c779254 (このIDを非表示/違反報告)
菫(プロフ) - いつも楽しみにしてます!頑張って下さい(^^) (2020年12月2日 13時) (レス) id: 8bdaaad09a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りりむ | 作成日時:2020年12月2日 13時