先生と私。１ (ページ5)

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05 WZside ページ5

・・・？

なんだろう。
すごく視線を感じるのは気のせいだろうか。
俺が教室に入ってきてからずっとだ。

何となく俺は視線のする方へ顔を向ける
そこには少し驚いた表情で口をパクパクしながら俺を凝視する1人の女子生徒がいた。
かと思えばすぐその視線は隣の席の男子生徒へとうつした

何やらその女子生徒はさっきとは違い少し興奮気味に男子生徒の話しかけている
うん、とりあえず放っておこう。
そう思った俺は先程のやる事リストを再度確認し学級委員を決めることにした

WZ「えー・・誰か学級委員やりたい人はいますか？」

「・・・・・・。」

案の定手を挙げる人はおらず教室には沈黙状態が続いた。

俺がどうしようか悩んでいるとさっきから沈黙状態の教室には似合わない2人が目に入る
そう、さっきの2人だ。
まだ楽しそうに話をを続けておりきっと俺の会話すら聞こえていないだろう
そんなことを考えながら俺はずっと彼女たちを見続けていた。

そろそろこのままでは一生決まらないと思った俺は少しの苛立ちと悪戯心からか口から放った言葉は

WZ「・・・じゃあ一番後ろの席のそこの二人なよろしく」

と半ば強制的に2人に言った。

何のことだか分かっていないであろう2人は困惑した表情に変わった
丁度いいタイミングでHRの終わりを告げる鐘が鳴り響く
それと同時に

WZ「じゃあ学級委員の2人は放課後俺の所まで来る様に」

と2人に軽く視線を向けるとポカーンとした顔でこちらを見ているので足早に教室をでた俺。
少し強引ではあったが仕方ないと思い込む事にし不意にさっきの2人のポカーンとした顔を思い出し俺は小さく笑いながら職員室へと帰っていく

その後式典を無事に終え
職員室に向かい学級委員に任せるリストを書いていた時2人の名前をまだ知らないことを思い出し座席表の名簿を取り出す

WZ「男子生徒がチョン・ウォヌで…女子生徒の方がユン・Aか」

とりあえずこの2人は覚えたのでさっきのリストの続きを書き始める
そうこうしている内に俺を呼ぶ声が聞こえた

『先生～、きましたよ』

WZ「あー2人とも来たか・・・はい、これ」

と学級日誌と書いたリストを渡した。

※この話でWZside終わろうと思ったんですが文字数の都合上次の話の途中まで続きます汗
変なところで区切ってしまいました。。。