検索窓
今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:9,723 hit

Cloudy ページ8

マサイSide

マサイ「ひっ、引く...?」

思わず間の抜けた声が出る。

引いてみる?どういうこと?

《モトキ「いつもマサイはシルクにアピールしてる訳でしょ?てことはシルクだってそれが身体に馴染んでる筈じゃん?」》

マサイ「うん...」

《モトキ「だからわざと距離を取ったりシルク以外の人と沢山お喋りしたりして、意図的にシルクがマサイを気にかけるようにするんだよ!」》

マサイ「そ、それって...」

嫉妬...って、言うのかな。

《モトキ「実行日は...そうだな、うーん...次の撮影!クレーンゲームしりとりの撮影入ってるでしょ!?」》

マサイ「うん」

《モトキ「丁度良いじゃん。当日の話相手は俺がやるからさ。それに別れることになった時の為にマサイもシルク離れしないといけないし!」》

マサイ「しっ、シルク離れ...正直無理なんだけど」

《モトキ「喧嘩中ならそれも有り得るでしょ」》

マサイ「うっ...モトキいじわる」

そう言いぐっと唇を噛む。胡座をかいて絡んでいる脚を解き、ベッドに寝転がる。

別れる前から別れる話なんかしたくない。

まぁ電話したのは俺だけど...。

マサイ「んん...」

モトキ「...不安?」

マサイ「いや...ちょっと眠くなっただけ。ごめん、もう電話切ってもいい?」

そう言い、欠伸をするフリをして口を大きく開ける。見えてる訳じゃないが、これで多少誤魔化すことは出来るだろう。

不安なんて、言いたくない。

マサイ「おやすみ、モトキ」

それほどに、

モトキ「ん...おやすみ」

シルクとの縁は切れないと、信じていたい。

Cloudy→←Rainy



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (21 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
32人がお気に入り
設定タグ:フィッシャーズ , シルマサ   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

綾瀬凛利(プロフ) - カフェモッカさん» コメントありがとうございます!シルマサ良いっすよね...まぁこれ書き終わったらマサシル書く気なのですが...ていうか神作とか程遠すぎて笑えます笑 ありがとうございます! (2021年4月18日 22時) (レス) id: a1fcb849ff (このIDを非表示/違反報告)
カフェモッカ(プロフ) - はわわわわ……今回も神作過ぎる…。マサシルも好きだけど、シルマサも良いですよね!更新お疲れ様です! (2021年4月15日 20時) (レス) id: 9647e7edc3 (このIDを非表示/違反報告)
綾瀬凛利(プロフ) - 魔朝さん» 魔朝さんこそ、お疲れです! (2021年4月6日 0時) (レス) id: a1fcb849ff (このIDを非表示/違反報告)
魔朝(プロフ) - 深夜にお疲れ様っス! (2021年4月6日 0時) (レス) id: 9bfc59222b (このIDを非表示/違反報告)
綾瀬凛利(プロフ) - 魔朝さん» 大丈夫ですよ!これ以上はチャットになるので、ボードに書き込ませていただきますね! (2021年3月9日 17時) (レス) id: a1fcb849ff (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:綾瀬凛利 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/list/ririkinjo1/  
作成日時:2021年3月7日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。